TISのCKAN Extension FeedbackがBODIK ODCSに採用、オープンデータの利活用促進に期待
PR TIMES より
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記事の要約
- TISのCKAN Extension FeedbackがBODIK ODCSに採用
- データ利用者からのフィードバック機能が追加
- オープンデータの利活用促進が期待される
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BODIK ODCSにTISのフィードバック機能が採用
公益財団法人九州先端科学技術研究所は自治体オープンデータカタログサービス「BODIK ODCS」にTIS株式会社が開発したCKAN Extension Feedbackを採用した。2024年9月2日に発表されたこの採用により、データ利用者はデータごとに質問・意見・活用事例の報告が可能になり、データ提供者は利用者の生の声を直接受け取れるようになった。[1]
BODIK ODCSは300以上の自治体が利用するオープンデータ連携基盤サービスだ。CKAN Extension Feedbackの採用によって、オープンデータの質と量の向上が期待される。この機能は、データの集計情報の可視化やユーザーによるコメント・評価、利活用事例の紹介など、多岐にわたる機能を提供している。
日本のオープンデータ整備状況は国際的に見て後退傾向にあり、この状況を改善する取り組みが求められていた。CKAN Extension Feedbackの採用は、データ利用者と提供者をつなぐ新たな手段となり、オープンデータの利活用促進に貢献することが期待される。TISとISITは今後も、オープンデータに関連する啓発活動やOSS開発を推進していく方針だ。
CKAN Extension Feedbackの機能まとめ
機能 | 詳細 |
---|---|
データ集計情報の可視化 | ダウンロード数、利活用数、課題解決数などを表示 |
ユーザーコメント・評価 | 各データに対する利用者のフィードバックを受付 |
利活用事例紹介 | 開発されたアプリケーションやシステムを紹介可能 |
課題解決認定 | データ提供者が利用者の利活用事例を評価 |
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CKANについて
CKANとは、オープンデータカタログサイトを構築するためのオープンソースソフトウェアのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 多くの国や地域で利用されている実績がある
- カスタマイズ性が高く、拡張機能の追加が可能
- データの検索や可視化などの機能を標準で提供
CKANはISITが構築するBODIK ODCSにも採用されており、オープンデータの公開と管理を効率的に行うためのプラットフォームとして機能している。TISが開発したCKAN Extension Feedbackは、このCKANの機能を拡張し、データ利用者とデータ提供者のコミュニケーションを促進する役割を果たしている。
CKAN Extension Feedbackに関する考察
CKAN Extension Feedbackの採用は、オープンデータの質的向上と量的拡大を促進する可能性が高い。データ利用者からの直接的なフィードバックにより、提供者は利用者のニーズをより正確に把握できるようになり、それに応じたデータの提供や改善が期待できるだろう。また、利活用事例の共有機能は、他の利用者にとっても有益な情報源となり、オープンデータの活用範囲を広げることにつながるかもしれない。
一方で、フィードバック機能の導入に伴い、データ提供者側の負担が増加する可能性がある。多数のコメントやフィードバックに対応するためのリソースの確保や、適切な回答を準備するための専門知識の必要性が課題となるかもしれない。これらの問題に対しては、AIを活用した自動応答システムの導入や、フィードバック対応のためのガイドラインの整備などが解決策として考えられる。
今後、CKAN Extension Feedbackには、機械学習を活用したデータ品質の自動評価機能や、オープンデータを活用したアプリケーション開発を支援する機能などの追加が期待される。さらに、異なる自治体間でのデータ連携や、国際的なオープンデータ標準との互換性向上など、より広範囲でのデータ活用を促進する機能の実装にも期待したい。これらの進化により、日本のオープンデータエコシステムがより活性化し、社会課題の解決や新たな価値創造につながることが望まれる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「九州先端科学技術研究所がオープンデータカタログサービス「BODIK ODCS」にTISの自治体向けフィードバック機能を採用 | TIS株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001623.000011650.html, (参照 24-09-03).
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