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公開：2024-09-04

JAPAN AIがSharePointとAPI連携、AIサービスでの社内データ活用が容易に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• JAPAN AIがSharePointとAPI連携を開始
• JAPAN AI CHATとMARKETINGがSharePointと連携可能に
• データ更新の自動取得やアクセス権に対応

JAPAN AIのAIサービスがSharePointと連携開始

JAPAN AI株式会社は、AIサービス「JAPAN AI CHAT(™)」と「JAPAN AI MARKETING(™)」においてMicrosoft CorporationのストレージサービスSharePointとのAPI連携に対応したことを2024年9月2日に発表した。この連携により、SharePointに格納したデータをJAPAN AIのシステムと連携させることが可能になった。企業でのSharePoint導入増加に伴い、JAPAN AIのAIシステムとの連携要望が多数寄せられていたのだ。^[1]

SharePoint連携によって、一度データ連携を行えば再連携は不要となり、SharePointのデータ更新時に自動的に最新データを取得できるようになった。これにより、連携時の工数が最小限に抑えられるようになっている。また、SharePointのフォルダやファイルごとのアクセス権設定にも対応しており、使用者は自身の権限がある範囲内のデータのみと連携が可能だ。

JAPAN AIは今回のSharePointとのAPI連携を技術革新の一環と位置付けている。今後も最新のAI技術動向をチェックし、迅速なアップデートを実施することで、最先端のサービス提供を目指すとしている。JAPAN AIのサービスには、法人向けGPTの「JAPAN AI CHAT(™)」、議事録自動生成AIの「JAPAN AI SPEECH(™)」、マーケティングコンテンツ支援AIの「JAPAN AI MARKETING(™)」がある。

JAPAN AIのSharePoint連携機能まとめ

SharePointについて

SharePointとは、Microsoft Corporationが提供するクラウドベースの文書管理・情報共有プラットフォームのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 文書の共同編集と版管理が可能
• 権限に基づいたアクセス制御機能を搭載
• ワークフロー機能による業務プロセスの自動化

SharePointは多くの企業で導入されており、JAPAN AIのAIシステムとの連携要望が多数寄せられていた背景がある。今回のAPI連携により、SharePointに格納されたデータをJAPAN AIのAIサービスで活用できるようになり、企業の業務効率化やデータ活用の幅が大きく広がることが期待されている。

JAPAN AIとSharePointの連携に関する考察

JAPAN AIとSharePointの連携は、企業のデータ活用を促進する重要な一歩だ。特に、SharePointに蓄積された膨大な社内データをAIが解析し、有用な洞察を提供できるようになることで、意思決定の迅速化や業務効率の向上が期待できる。ただし、セキュリティ面での懸念も考えられ、データの機密性を保ちつつAIに学習させる方法の確立が課題となるだろう。

今後起こり得る問題として、SharePointのデータ構造の複雑さや多様性がAIの解析精度に影響を与える可能性がある。この課題に対しては、AIモデルの継続的な改良とともに、データの標準化やメタデータの充実化を図ることが解決策となり得る。また、AIによる分析結果の解釈や活用方法について、ユーザー企業向けのトレーニングプログラムの提供も重要になってくるだろう。

今後追加してほしい機能としては、SharePointのワークフロー機能とAIの連携が挙げられる。AIが過去のデータから最適なワークフローを提案したり、進行中のプロジェクトの成功確率を予測したりする機能があれば、業務プロセスの最適化に大きく貢献するはずだ。JAPAN AIには、このようなAIと業務プロセスの融合を通じて、企業のDXをさらに加速させる役割を期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「SharePoint」 と 「JAPAN AI」 が連携開始 | JAPAN AI株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000124536.html, (参照 24-09-04).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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