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デジタル・ナレッジがスクール版シンクシンクの実証実験をウズベキスタンで実施、教育技術の海外展開に新たな一歩

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

デジタル・ナレッジがスクール版シンクシンクの実証実験をウズベキスタンで実施、教育技術の海外展開に新たな一歩

PR TIMES より


記事の要約

  • デジタル・ナレッジがスクール版シンクシンクの実証実験を実施
  • ウズベキスタンの子ども向け算数教室で約3か月間実施
  • 教師から学習意欲向上に関する前向きな評価を獲得

デジタル・ナレッジがスクール版シンクシンクの実証実験を実施

株式会社デジタル・ナレッジは、ワンダーファイ株式会社が運営する知育アプリ「スクール版シンクシンク」の海外展開支援の一環として、ウズベキスタンのタシケントにある子ども向け算数教室で約3か月間の実証実験を実施した。実験は2024年5月から7月にかけて行われ、授業の開始直後及び終了直前にアプリを活用する形で進められた。[1]

スクール版シンクシンクは、通常版と比較して問題種類やレベルを自由に選択可能であり、プレイ回数の制限がない点が特徴だ。さらにダッシュボード機能を搭載しており、教室ごとに生徒の取り組み状況等を管理することが可能となっている。これにより、各教室に応じたカスタマイズ利用が可能となり、高い汎用性を持つ機能として評価されている。

実証実験の結果、教師を対象としたアンケートでは前向きな声が多く寄せられた。特に「子ども達が楽しそうに、かつ積極的に取り組んでいる姿をみて、学習意欲の向上につながっていると感じた」という意見や、「今後長期的かつ継続的に利用していくことで子ども達の算数の成績がどのくらい変わっていくのか楽しみだ」といった期待の声が挙がっている。デジタル・ナレッジは、この結果を踏まえてウズベキスタンにおけるスクール版シンクシンクのビジネス展開支援を引き続き行っていく方針だ。

スクール版シンクシンクの特徴まとめ

項目 詳細
問題選択 問題種類やレベルを自由に選択可能
プレイ回数 制限なし
管理機能 ダッシュボード機能で教室ごとに取り組み状況を管理
カスタマイズ 各教室に応じた利用が可能
汎用性 高い
スクール版シンクシンクの詳細はこちら

eラーニングについて

eラーニングとは、電子的な情報通信技術を用いて行う教育や学習のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 時間や場所の制約を受けずに学習可能
  • 個人のペースに合わせた学習が可能
  • リアルタイムでの進捗管理や成績分析が容易

デジタル・ナレッジは1995年の創業以来、eラーニング専門ソリューション企業として2000を超えるeラーニングシステムを立ち上げてきた実績がある。同社は組織内研修部門、塾・スクール、高等教育機関など幅広い分野でeラーニングシステムを提供しており、先進の教育テクノロジー開発と最新の情報が集まる環境づくりに挑戦し続けている。

スクール版シンクシンクの実証実験に関する考察

デジタル・ナレッジによるスクール版シンクシンクの実証実験は、日本の教育技術の海外展開という点で注目に値する。特にウズベキスタンという新興国市場での展開は、日本の教育技術の国際競争力を示す好例となるだろう。ただし、文化や言語の違いによる学習コンテンツの適応や、現地の教育システムとの整合性など、克服すべき課題も多いと考えられる。

今後の課題としては、長期的な学習効果の検証や、現地のカリキュラムとの連携強化が挙げられる。また、インターネット環境や端末の普及状況など、技術的なインフラ整備も重要な検討事項だ。これらの課題に対しては、現地の教育関係者との密接な協力体制を構築し、継続的なフィードバックを得ながら改善を進めていくことが解決策として考えられる。

新機能としては、現地の言語や文化に合わせたコンテンツのカスタマイズ機能や、オフライン学習モードの追加が望まれる。さらに、AIを活用した個別最適化学習システムの導入も、生徒一人一人の学習進度に合わせた効果的な教育を実現する上で有効だろう。今後は、このような実証実験の成果を基に、日本の教育技術が世界各地でより広く活用されることを期待したい。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「知育アプリ「スクール版シンクシンク」実証実験レポート | 株式会社デジタル・ナレッジのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001171.000012383.html, (参照 24-09-11).

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