SHINING3DがEINSTAR VEGAを発表、高性能と使いやすさを両立した新型3Dスキャナーが登場

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

SHINING3DがEINSTAR VEGAを発表
高性能と使いやすさを両立した3Dスキャナー
ワイヤレス機能とハイブリッドスキャン技術を搭載

SHINING3DのEINSTAR VEGAが3Dスキャン技術に革新をもたらす

SHINING3DのサブブランドであるEINSTARは2024年9月13日に新型無線一体型3Dスキャナー「EINSTAR VEGA」を正式に発表した。この製品は、SHINING3Dの20年以上にわたる精密計測グレードの3Dスキャン技術を継承しつつ、初心者にも扱いやすい高性能3Dスキャナーとして開発されたものだ。^[1]

EINSTAR VEGAは、ワイヤレスソリューションとオールインワンデザインを採用しており、コンパクトな構造で携帯可能な設計となっている。内蔵OSとWi-Fi機能により、ケーブルなしでのデータ転送が可能で、SHINING3Dクラウドへの共有も容易に行えるようになった。

さらに、VCSELとMEMSを組み合わせたハイブリッドスキャン技術を採用しており、HDモードでは中小サイズの物体を高詳細度でスキャンし、ファストモードでは大型物体を迅速にスキャンすることが可能だ。これにより、様々なサイズや形状の物体に対応できる柔軟性を実現している。

EINSTAR VEGAの主な特徴まとめ

	ワイヤレスソリューション	ハイブリッドスキャン技術	操作性
主な利点	ケーブルレスでのデータ転送	多様なサイズに対応	初心者でも扱いやすい
技術特徴	内蔵OSとWi-Fi機能	VCSELとMEMSの組み合わせ	直感的なインターフェース
スキャンモード	-	HDモードとファストモード	ワンクリックでスキャン開始
対象物体サイズ	-	小型から大型まで対応	-

VCSELについて

VCSELとは、面発光レーザー（Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser）の略称であり、主に3Dセンシングや光通信に使用される半導体レーザーデバイスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

垂直方向に光を放射する構造を持つ
低消費電力で高効率な光出力が可能
小型化と大量生産に適している

EINSTAR VEGAにおいてVCSELは、MEMSと組み合わせてハイブリッドスキャン技術を構成する重要な要素となっている。この技術の採用により、小型から大型までの物体を高精度かつ効率的にスキャンすることが可能となり、3Dスキャナーの性能と使いやすさの両立に大きく貢献している。

参考サイト

^ PR TIMES. 「SHINING3DのサブブランドEINSTARが新型無線一体型3Dスキャナー「EINSTAR VEGA」を正式発表 | Shining 3D Technology Japan 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000148722.html, (参照 24-09-16).

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