セキュリティ

SECURITY

公開：2025-05-17

パナソニックとビットキー、統合ビル入退室管理サービスeX-SG with workhubを提供開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• パナソニックとビットキーが統合ビル入退室管理サービスを提供開始
• パナソニックのeX-SGとビットキーのworkhubが連携
• ビル全体の安全性と入居者の利便性を向上

パナソニックとビットキーの協業による統合ビル入退室管理サービス

パナソニック株式会社エレクトリックワークス社と株式会社ビットキーは、統合型ビル入退室管理サービス「eX-SG with workhub」を2025年5月21日より発売開始すると発表した。このサービスは、パナソニックの入退室管理システム「eX-SG」シリーズと、ビットキーのコネクトプラットフォーム「workhub」を連携させたものだ。

本サービスによって、ビルオーナーは入居者の要望に合わせた追加機能の提案から販売までを可能にする。オフィスニーズや働き方の多様化に対応し、ビルオーナーにとって魅力的なビル創出に貢献するだろう。

パナソニック入退室管理システム事業としては初のサービス事業開始となる。ビルとテナントシステムの連携により、共用部から専有部までシームレスで多様な入退室ソリューションを実現するのだ。

希望のタイミングから、少ない工数・期間でサービス利用を開始できることも大きな特徴である。これにより、迅速な導入と運用開始が可能となる。

サービス概要

プレスリリース

workhubについて

workhubは、株式会社ビットキーが提供するコネクトプラットフォームだ。

• 様々なシステムとの連携が可能
• セキュリティ機能の強化に貢献
• 利便性の向上を実現

本サービスでは、パナソニックのeX-SGシリーズと連携し、ビル全体の入退室管理を効率化、安全性を高める役割を担っている。

統合ビル入退室管理サービスに関する考察

本サービスは、ビルオーナーにとって入居者獲得、維持に繋がる魅力的な機能を提供する点で優れている。多様なニーズに対応できる柔軟性と、迅速な導入が可能である点が大きなメリットだ。しかし、システム連携の複雑さから、導入や運用における初期コストや技術的な課題が発生する可能性もあるだろう。

起こりうる問題としては、システム間の互換性やセキュリティに関する問題、導入・運用における人的リソース不足などが考えられる。これらへの対策として、導入支援体制の強化や、継続的なセキュリティアップデート、分かりやすいマニュアルの提供などが重要となるだろう。

今後追加してほしい機能としては、AIを活用したセキュリティ強化機能や、入退室データの分析によるビル管理の最適化機能などが挙げられる。これらの機能により、更なる安全性と効率性の向上が期待できるのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「パナソニックとビットキーの協業による次世代の「統合型ビル入退室管理サービス」を提供開始 | パナソニックグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006247.000003442.html, (参照 25-05-17).
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