琉球銀行、NTTデータと協業しGHG排出量可視化プラットフォームC-TurtleRを無償提供開始

PR TIMES より
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記事の要約
- 琉球銀行が投融資先へGHG排出量可視化プラットフォームC-TurtleRを無償提供開始
- 沖縄県に本店を置く金融機関として初の取り組み
- C-Turtle FEを導入し、ファイナンスド・エミッションの算定高度化を目指す
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2025年5月16日琉球銀行、NTTビジネスソリューションズ、NTTデータによる協業開始
株式会社琉球銀行、NTTビジネスソリューションズ株式会社、株式会社NTTデータは2025年5月16日、沖縄県のカーボンニュートラル実現に向けた協業を発表した。琉球銀行は投融資先へ温室効果ガス排出量可視化プラットフォームC-TurtleRの無償提供を開始するのだ。
この無償提供は、沖縄県に本店を置く金融機関として初めてとなる。対象は特定の条件を満たす中小企業だ。同時に、琉球銀行自身も投融資先に係るGHG排出量(ファイナンスド・エミッション)を可視化できるC-Turtle FEを導入する。
これにより、琉球銀行はファイナンスド・エミッションの算定高度化と投融資先へのエンゲージメント強化を図り、沖縄県のカーボンニュートラル実現への取り組みを強化するとしている。
各社の役割とC-Turtle、C-Turtle FEの概要
役割 | 企業名 | 詳細 |
---|---|---|
投融資先へのエンゲージメント促進、サステナブルファイナンス等の提供、C-Turtleの無償提供にかかる費用負担 | 琉球銀行 | - |
C-TurtleおよびC-Turtle FEの提案・展開 | NTTビジネスソリューションズ | 地域密着型の営業リソースを活用 |
C-TurtleおよびC-Turtle FEの開発・提供 | NTTデータ | Scope3算定を実現するGHG排出量可視化プラットフォーム |
GHG排出量可視化プラットフォーム | C-Turtle | サプライヤーの排出量(一次データ)を活用した「総排出量配分方式」を採用 |
ファイナンスド・エミッション可視化サービス | C-Turtle FE | PCAFスタンダードに準拠 |
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C-TurtleRとC-Turtle FEの機能
C-TurtleRは、Scope3排出量の算定において、サプライヤーの排出量(一次データ)を活用した「総排出量配分方式」を採用している。これにより、企業の削減努力を反映した高精度な算定が可能となるのだ。
- サプライヤーの削減努力を自社排出量に取り込み可能
- サプライチェーンを通じたGHG排出量の算定・削減を推進
- 高精度なScope3排出量算定を実現
C-Turtle FEは、金融機関における国際的基準であるPCAFスタンダードに準拠したファイナンスド・エミッションの可視化と削減を支援する。
C-TurtleR導入に関する考察
C-TurtleRの導入は、沖縄県のカーボンニュートラル実現に大きく貢献するだろう。中小企業への無償提供は、排出量削減への取り組みを促進する上で非常に有効な施策だ。しかし、データの正確性やプラットフォームの使いやすさに関する課題も考慮する必要がある。
データの入力や管理に手間がかかる、またはプラットフォームの操作に不慣れな企業が出てくる可能性がある。そのため、導入支援やトレーニングプログラムの充実が重要となるだろう。また、将来的には、より多くのScope3排出源に対応できるよう機能拡張が期待される。
さらに、C-TurtleRと連携した他のサステナビリティ関連サービスとの統合も検討すべきだ。これにより、企業はより包括的なサステナビリティマネジメントを実現できるようになるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「沖縄県のカーボンニュートラル実現を目的とする投融資先への温室効果ガス排出量可視化プラットフォームの無償提供開始について | 株式会社NTTデータのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000185.000016308.html, (参照 25-05-17). 2330
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