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DataLabsのModely、国交省活用促進技術に選定され建設現場のデジタル化を加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

DataLabsのModely、国交省活用促進技術に選定され建設現場のデジタル化を加速

PR TIMES より


記事の要約

  • DataLabsのModelyが国交省の活用促進技術に選定
  • 3次元配筋検査システムで工事成績評定に加点
  • i-Construction2.0の実現に向け開発を加速

DataLabsのModelyが国交省の活用促進技術に選定され建設現場の効率化を促進

DataLabs株式会社は、3次元配筋検査システム「Modely」が国土交通大臣表彰制度において「活用促進技術」に選定されたことを2024年9月17日に発表した。Modelyは3次元データのインプット/アウトプットができる唯一の配筋検査システムとして、現場の効率化と品質向上が可能であるという高い評価を受けている。この選定により、国土交通省の工事成績評定で加点措置が講じられるため、導入がより一層進みやすくなるだろう。[1]

Modelyは、点群データを活用した3次元配筋検査システムで、LiDAR付きのiPad等でスキャンした鉄筋の点群データをアップロードし、画面上で検査範囲をクリック指定するだけで、範囲内の鉄筋を自動検出しモデル化する。このシステムにより、鉄筋本数や鉄筋間隔などの検査項目を自動計測し、帳票を自動作成することが可能となった。さらに、かぶり厚や重ね継手長も計測でき、施工者と発注者間でクラウド上にデータを共有し、遠隔管理も実現している。

DataLabsは、Modelyの更なる利便性向上に向けた開発を加速し、「i-Construction2.0」の実現に貢献していく方針だ。配筋検査(施工段階)で取得されたデータを属性情報として次工程である維持管理においても利活用できるよう、データ連携の必要性も高まっている。今後、建設業界のデジタル化と効率化がさらに進むことで、労働力不足や品質確保の課題解決にも寄与することが期待される。

Modelyの機能と活用促進技術選定の影響まとめ

項目 詳細
システム名 Modely(モデリー)
開発企業 DataLabs株式会社
主な機能 3次元配筋検査、自動モデル化、自動計測、帳票自動作成
特徴 3次元データのインプット/アウトプットが可能な唯一のシステム
選定制度 国土交通大臣表彰制度「活用促進技術」
選定の影響 国土交通省の工事成績評定で加点措置が講じられる
DataLabs株式会社の公式サイトはこちら

NETISについて

NETISとは、「New Technology Information System」の略称で、国土交通省が新技術の活用を推進するために作成したデータベースシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 新技術の情報を一元的に管理し、提供するシステム
  • 建設現場での新技術の活用を促進する役割を果たす
  • 登録された技術の中から優れたものを選定し、表彰する制度を含む

令和6年度からは、NETISに登録された技術の中で、国土交通大臣表彰を受賞した技術が「推奨技術」または「準推奨技術」に、大臣賞以外を受賞した技術が「活用促進技術」に選定されることになった。この選定制度により、優れた新技術の普及が促進され、建設業界全体の技術革新と効率化が加速することが期待されている。

Modelyの活用促進技術選定に関する考察

Modelyが活用促進技術に選定されたことは、建設業界のデジタル化と効率化を加速させる重要な一歩だ。従来の手作業による配筋検査と比較して、Modelyの導入により作業時間の大幅な短縮と精度の向上が見込まれる。さらに、この選定によって国土交通省の工事成績評定で加点措置が講じられることで、建設会社がModelyを採用するインセンティブが高まり、業界全体での普及が加速する可能性が高い。

一方で、新技術の導入に伴う課題も予想される。例えば、現場作業員のデジタルスキル向上や、既存のワークフローとの統合などが必要になるだろう。これらの課題に対しては、DataLabs社による継続的なトレーニングプログラムの提供や、ユーザーフレンドリーなインターフェースの開発が解決策となり得る。また、他のBIMツールとの連携機能や、AIを活用したさらなる自動化機能の追加などが、今後期待される新機能として挙げられる。

Modelyの活用促進技術選定は、建設業界のデジタルトランスフォーメーションを推進する上で重要な役割を果たすだろう。今後は、単なる配筋検査の効率化だけでなく、建設プロジェクト全体のデータ連携や、維持管理段階での活用など、より広範囲での展開が期待される。DataLabs社には、業界のニーズに応じた継続的な機能拡張と、ユーザーサポートの充実を通じて、建設業界の生産性向上と品質確保に貢献することが求められる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「3次元配筋検査システム「Modely」、国土交通大臣表彰制度の受賞技術「活用促進技術」に選定 | DataLabs株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000083637.html, (参照 24-09-17).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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