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公開：2024-09-19

ソプラ株式会社がCodeAGI Enterprise版を提供開始、NTTコムウェアの大規模システム移行に導入

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ソプラ株式会社がCodeAGI Enterprise版を提供開始
• NTTコムウェア株式会社が大規模システム移行に導入
• 新機能追加とサービスサイトのオープン

ソプラ株式会社のCodeAGI Enterprise版リリースと導入事例

ソプラ株式会社は自律型AIエンジニア『CodeAGI』のEnterprise版を2024年9月18日より提供開始した。β版ローンチから約7カ月の期間で多くのユーザーに利用され、各企業の用途に最適化されたCodeAGIの提供が可能となっている。同時にサービスサイトもオープンし、体験版のダウンロードも可能になった。^[1]

NTTコムウェア株式会社では、大規模システム移行プログラムにCodeAGIを導入し、移行ツール開発工数の大幅削減を目指している。AIによるシステム開発プロセスを立案し、工数・コストの大幅減を見込んでいる。導入前の課題であった多種多様なデータ変換プログラムの実装やアプリケーション仕様変更への追従が、CodeAGIの活用により効率化されることが期待されている。

CodeAGIの新機能として、フロント画面の言語にJavaScript-Reactの選択やプログラム言語へのVBA追加、Visual Studio Codeでのファイル編集機能、設計書解析の学習機能、ER図の解析機能などが追加された。これらの機能拡張により、より幅広い開発ニーズに対応可能となり、ユーザビリティの向上も図られている。

CodeAGI Enterprise版の新機能と特徴まとめ

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自律型AIエンジニアについて

自律型AIエンジニアとは、人工知能技術を用いてプログラミングやシステム開発を自動化・効率化するツールやシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• プログラミング言語や開発環境に関する幅広い知識を持つ
• 設計書やER図などの開発ドキュメントを解析し、コードを自動生成する
• 人間の開発者と協調しながら、効率的なシステム開発を支援する

CodeAGIはソプラ株式会社が開発した自律型AIエンジニアの一例である。このようなAIツールは、大規模システムの移行や新規開発において、開発工数の削減やコスト効率の向上に貢献する。特に、NTTコムウェア株式会社の事例のように、複雑なデータ変換や頻繁な仕様変更が必要なプロジェクトでその威力を発揮する。

CodeAGI Enterprise版に関する考察

CodeAGI Enterprise版の提供開始は、AIによるソフトウェア開発の実用化が進んでいることを示している。特に、NTTコムウェア株式会社の大規模システム移行プログラムへの導入は、エンタープライズレベルでのAI活用の可能性を示す好例だ。今後、他の大手企業でも同様の取り組みが増加し、ソフトウェア開発業界全体の効率化が加速する可能性がある。

一方で、AIによる自動コード生成の増加に伴い、人間の開発者の役割や必要なスキルセットが変化する可能性がある。コーディング作業の一部がAIに置き換わることで、開発者はより高度な設計や要件定義、AIとの協調作業に注力する必要が出てくるだろう。この変化に対応するため、教育機関や企業は開発者のスキルアップや再教育プログラムの提供を検討する必要がある。

今後、CodeAGIに期待される機能としては、より高度な自然言語処理能力やドメイン固有知識の獲得が挙げられる。例えば、業界特有の規制や標準に準拠したコード生成や、レガシーシステムの解析と最新技術への移行支援などが考えられる。また、AIの判断プロセスの透明性を高め、生成されたコードの品質保証メカニズムを強化することも、エンタープライズ環境での信頼性向上につながるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【AIシステム開発】自律型AIエンジニア『CodeAGI』Enterpise版ご提供開始 | ソプラ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000087181.html, (参照 24-09-19).

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