SQLのUNION ALLとは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

SQLのUNION ALLとは

UNION ALLはSQLにおける集合演算子の一つであり、複数のSELECT文の結果を縦に連結する機能を持っています。UNION ALLを使用すると、指定された SELECT文の結果を重複行も含めて全て出力することができます。

UNION ALLは、UNION演算子と似ていますが、UNIONとは異なり、重複行を削除せずにそのまま出力するという特徴があります。つまり、UNION ALLを使用すると、各SELECT文の結果をそのまま連結した結果が得られるのです。

UNION ALLを使用する際は、各SELECT文のカラム数と型が一致している必要があります。もし一致していない場合はエラーが発生し、正しく結果が得られません。SELECT文のカラム数と型を揃えることが重要となります。

UNION ALLは、大量のデータを連結する際に効果的です。UNIONと比較して、重複行の削除処理が不要なため、パフォーマンスが良くなります。大規模なデータセットを扱う場合は、UNION ALLを使用することをおすすめします。

UNION ALLを理解することは、SQLを用いたデータ操作において非常に重要です。複数のテーブルからデータを取得し、それらを連結して一つの結果セットとして扱う際に、UNION ALLは欠かせない機能となっています。

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