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公開：2024-10-22

WWPN(World Wide Port Name)とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

WWPN(World Wide Port Name)とは

WWPNはストレージエリアネットワーク(SAN)環境におけるストレージデバイスの一意の識別子を指します。WWPNはWorld Wide Port Nameの略称で、ストレージデバイスのポートを特定するために使用されます。

WWPNは、64ビットの識別子で構成されており、IEEE(米国電気電子学会)によって標準化されています。WWPNの先頭24ビットはIEEEによって割り当てられたOUI(Organizationally Unique Identifier)で、残りの40ビットはベンダーによって一意に割り当てられます。

WWPNは、ファイバーチャネルプロトコルを使用するSAN環境で重要な役割を果たします。ファイバーチャネルスイッチは、WWPNを使用してストレージデバイスを特定し、適切なゾーニングを設定することができるのです。

また、WWPNは、マルチパスソフトウェアによって使用され、冗長パスの設定や障害時の自動フェイルオーバーを実現します。これにより、ストレージシステムの可用性と信頼性が向上するでしょう。

WWPNは、ストレージ管理者にとって重要な概念であり、SAN環境の設計、構築、運用において欠かせない要素となっています。WWPNを適切に理解し、管理することで、効率的で信頼性の高いストレージシステムを構築できます。

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