Lossless Cut v3.61.0リリース、未対応フォーマットの再生改善や字幕機能を追加。不具合も発覚し修正版リリース予定

text: XEXEQ編集部

Lossless Cutの新バージョンに関する記事の要約
Lossless Cut v3.61.0で深刻な不具合を確認、近日中に新バージョンをリリース予定
Lossless Cutの今後に関する考察
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Lossless Cutの新バージョンに関する記事の要約

Lossless Cut v3.61.0がリリース
未対応フォーマットの再生速度改善やオーディオ再生に対応
ビデオ/オーディオトラックの切り替え機能や字幕のエクスポート/インポート機能が追加
カスタムコンフィグディレクトリの指定やキーボードショートカットの追加などの改善

Lossless Cut v3.61.0で深刻な不具合を確認、近日中に新バージョンをリリース予定

動画編集ソフトウェアのLossless Cutは2023年5月14日、v3.61.0をリリースした。このバージョンでは、未対応フォーマットやコーデックの再生速度改善やオーディオ再生への対応、ビデオ/オーディオトラックの切り替え機能の追加などが行われている。^[1]

また、セグメントを字幕形式のSRTファイルとしてエクスポート/インポートできるようになった。ディレクトリをドラッグ&ドロップして、その中のファイルを再帰的に開く機能、カットリストのインポートオプション、カット開始フレームのシフトオプションなども追加されている。

その他、カスタムコンフィグディレクトリを指定する引数の実装、新しいキーボードショートカットの追加、プレビュー再生の改善、ズームインアウト機能やセグメントタグのコピー/ペースト機能の追加など、多岐にわたる改善が施された。UIのパフォーマンス改善や不具合の修正も行われている。

Lossless Cutの今後に関する考察

Lossless Cut v3.61.0のリリースにより、このオープンソース動画編集ソフトの機能が大幅に拡張された。特に未対応フォーマットの再生改善や字幕の入出力機能は、より多様な動画ファイルを快適に扱えるようになったことを意味する。一方で「ファイル→開くメニュー」の不具合など、リリース後に新たな問題も発覚しており、早急な修正版のリリースが求められるだろう。

今後のLossless Cutの開発においては、さらなる使い勝手の向上と安定性の確保が期待される。例えば、AIを活用した自動字幕生成やクラウドストレージとの連携、リアルタイムコラボレーション機能などがあれば、ユーザーの創造的活動を大いに促進することになるはずだ。同時に、オープンソースプロジェクトとして、コードの品質維持とセキュリティ対策にも一層力を入れていく必要がある。