学研HDグループ社内報「Tsunagari」が社内報アワード2024でシルバー賞受賞、介護の魅力と社員のつながりを発信

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

学研HDグループ会社が社内報アワード2024でシルバー賞受賞
社内報「Tsunagari」が2年連続でシルバー賞を獲得
新卒社員向けの内容で介護の魅力を伝える工夫

学研HDグループ会社が社内報アワード2024でシルバー賞を受賞

株式会社学研ホールディングスのグループ会社であるメディカル・ケア・サービス株式会社は、ウィズワークス株式会社主催の「社内報アワード2024」において紙社内報部門でシルバー賞を受賞した。社内報「Tsunagari」は2年連続でシルバー賞を獲得し、受賞は3年連続で4回目となる快挙を達成している。^[1]

受賞した「Tsunagari vol.42 2023 Spring」号は、新卒社員をメインターゲットとして企画された。全国350以上の介護事業所を運営する同社の特性を踏まえ、入社から3か月が経過し、モチベーションに変化が生じる時期に合わせて発行されている。新卒社員に向けて頼りになる仲間の存在や介護という仕事の素晴らしさを伝えることを目的としている。

社内報「Tsunagari」は、全国の事業所間、本社と事業所間、社員とご利用者間の3つの"つながり"を大切にしている。認知症のある方を支援の対象としてではなく、一個人として輝いている姿を取り上げることで、社会的なマイナスイメージの払拭を図っている。また、全国の社員を取り上げることで、社員同士のコミュニケーションを促進する狙いもある。

社内報アワード2024の受賞内容まとめ

	詳細
受賞企業	メディカル・ケア・サービス株式会社（学研HDグループ）
受賞部門	紙社内報部門（1冊子 19ページ以下）
受賞賞	シルバー賞（部門2位）
受賞回数	2年連続シルバー賞、3年連続受賞、4回目
受賞作品	社内報「Tsunagari vol.42 2023 Spring」
特徴	新卒社員向け、介護の魅力伝達、全国の事業所をつなぐ

社内報アワードについて

社内報アワードとは、ウィズワークス株式会社が2002年から開催している全国規模の社内報企画コンクールのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

全国の企業から社内報の応募を受け付け
優秀企画の表彰を実施
応募企業同士の交流イベントを開催

このアワードは、社内報の質の向上と企業間のコミュニケーション促進を目的としている。参加企業は自社の社内報を見直す機会を得るとともに、他社の優れた取り組みを学ぶことができる。社内報は企業文化の形成や社員のモチベーション向上に重要な役割を果たしており、このアワードはその価値を再認識する場となっている。

社内報「Tsunagari」に関する考察

社内報「Tsunagari」の取り組みは、介護業界が抱える課題に対する積極的なアプローチとして評価できる。特に、認知症のある方を一個人として捉え、その輝く姿を伝えることは、社会的なステレオタイプを打破する可能性を秘めている。また、全国の事業所をつなぐ役割を果たすことで、地理的な分断を克服し、組織の一体感を醸成する効果が期待できるだろう。

一方で、今後の課題として、デジタル化の進展に伴う紙媒体の限界が挙げられる。社員のコミュニケーションツールの多様化や、リアルタイム性の要求が高まる中、紙の社内報がどのように進化していくべきかが問われている。この点に関しては、デジタル版の併用やSNSとの連携など、新たな展開を模索する必要があるだろう。

今後、社内報「Tsunagari」には、介護業界の魅力をさらに掘り下げて伝えるとともに、社員の声をより積極的に取り入れる工夫が求められる。また、外国人社員へのフリガナ表記に見られるような多様性への配慮を、さらに発展させることで、グローバル化する介護現場の実態に即した内容を提供できるはずだ。こうした取り組みを通じて、「Tsunagari」が介護業界全体の発展に寄与することを期待したい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「社内報アワード2024でシルバー賞（部門2位）を受賞。社内報「Tsunagari」 | 株式会社　学研ホールディングスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006768.000002535.html, (参照 24-10-01).

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