GoogleWorkspace、不正デバイスからのアクセスをブロックする新機能を提供開始。企業のモバイルセキュリティ強化に弾み
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Google Workspaceの新機能に関する記事の要約
- Google Workspaceがモバイルデバイスのセキュリティ機能を強化
- 不正なデバイスからのアクセスをブロックする機能を追加
- 不正なデバイス検知時にはセキュリティセンターにレポートが送信される
- Enterprise向けプランとCloud Identity Premiumで利用可能に
Google、不正デバイスからのアクセスブロック機能をリリース
2024年5月6日、GoogleはGoogle Workspaceにおいて、不正なモバイルデバイスからのアクセスをブロックする新機能を追加した。この機能はコンテキスト対応アクセス(Context-Aware Access)の一環として提供されるものだ。[1]
この機能が検知対象とする不正デバイスには、脱獄(Jailbreak)されたデバイスやセキュリティ制御の迂回、制限された設定の変更などが行われたデバイスが含まれる。管理者はこれらの不正デバイスからのアクセスをブロックするルールを新たに作成可能になった。
不正デバイスからのアクセスがブロックされた際には、ユーザーにはブロックメッセージが表示される。一方、管理者側ではセキュリティセンターのダッシュボードに不正デバイスイベントのレポートが送信され、状況の把握と対処が容易になるという。
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モバイルセキュリティ向上に向けたGoogle Workspaceの取り組み
モバイルデバイスの広範な普及により、クラウドサービスへのアクセスにおけるセキュリティリスクは増大の一途を辿っている。特にBYOD(Bring Your Own Device)の浸透で、企業の管理が及ばないデバイスからの情報流出や不正アクセスが深刻な脅威となっており、きめ細かなアクセス制御の実現が急務とされることだ。
Googleでは従来よりGoogle Workspaceにおいて、コンテキスト対応アクセスと呼ばれる高度なアクセス制御機能を提供してきたが、不正デバイス対策はその取り組みをさらに前進させるものだろう。セキュリティ意識の高い企業にとっては、クラウドの利便性とセキュリティのバランスを取る上で心強い味方になると期待されていく。
参考サイト
- ^ Google Workspace Updates. 「Google Workspace Updates: Block compromised mobile devices using context-aware access」. https://workspaceupdates.googleblog.com/2024/05/block-compromised-mobile-devices-using-context-aware--access.html, (参照 24-05-28).
- Google. https://blog.google/intl/ja-jp/
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