DX

ディーエックス

公開：2024-10-09

日住サービスが「いえらぶBB」導入、不動産業界のDX推進と業務効率化に期待

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 日住サービスが「いえらぶBB」でWeb申込みを開始
• 兵庫・大阪・京都を中心に展開する総合不動産会社
• 全国の賃貸仲介会社がオンラインで内見予約・入居申込み可能に

日住サービスが「いえらぶBB」を導入し業務効率化を推進

株式会社いえらぶGROUPは、兵庫・大阪・京都を中心に展開する総合不動産会社、株式会社日住サービスに対し、不動産の業者間流通プラットフォーム「いえらぶBB」の提供を2024年10月7日に開始した。日住サービスは、いえらぶCLOUDのアップデート頻度の高さと今後の事業展開への期待から、Web申込み機能の導入を決定したのだ。^[1]

この導入により、日住サービスの物件に関する入居申込みの受付や進捗確認が「いえらぶBB」上で行えるようになった。「いえらぶBB」を利用する全国の賃貸仲介会社は、日住サービスが管理する物件の空室状況をリアルタイムで確認し、オンラインで内見予約・入居申込みができるようになっている。これにより、不動産業界全体の業務効率化が期待できるだろう。

日住サービスは、Web申込みの導入に加え、ホームページや顧客管理システム、ポータル連動などを導入し基幹システムの一元化を進めることで、さらなる業務効率化を目指している。いえらぶGROUPは、このような取り組みを通じて不動産業界全体のDXを促進し、業界全体の生産性向上に貢献していく方針だ。

「いえらぶBB」の主な機能まとめ

いえらぶBBの詳細はこちら

不動産業者間流通プラットフォームについて

不動産業者間流通プラットフォームとは、賃貸管理会社と賃貸仲介会社をつなぐオンラインシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 物件情報のリアルタイム共有が可能
• 内見予約から契約までオンラインで完結
• 各社の基幹システムとの連携による業務効率化

「いえらぶBB」は、このような不動産業者間流通プラットフォームの一つであり、全国25,000社以上の不動産会社で利用されている。物件流通から内見予約・申込み、保証審査から契約までを一気通貫でオンライン化できる点が特徴だ。システム連携により、ワンクリックでの物件取込み・サイト掲載、リアルタイムでの物件確認が可能となり、不動産業界全体の業務効率化に大きく貢献している。

「いえらぶBB」の導入に関する考察

日住サービスによる「いえらぶBB」の導入は、不動産業界全体のDXを促進する上で重要な一歩だと言える。特に、リアルタイムでの物件情報共有や内見予約のオンライン化は、顧客満足度の向上につながる可能性が高い。一方で、従来の対面での業務に慣れた従業員や顧客にとっては、新システムへの適応に時間がかかる可能性もあるだろう。

今後の課題としては、セキュリティの強化や個人情報の適切な管理が挙げられる。オンラインでの取引が増える中、データ漏洩や不正アクセスのリスクも高まるため、継続的なセキュリティ対策の強化が必要だ。また、AIやビッグデータ分析を活用した物件マッチング機能の追加など、さらなる技術革新も期待されるところだ。

「いえらぶBB」のような業者間流通プラットフォームの普及は、不動産業界全体の効率化とサービス品質の向上につながる可能性が高い。今後は、より多くの不動産会社がこうしたプラットフォームを導入し、業界全体でDXを推進していくことが期待される。同時に、テクノロジーの進化に伴う新たな課題にも柔軟に対応していく必要があるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「兵庫・大阪・京都を中心に展開する株式会社日住サービスが「いえらぶBB」でWeb申込みを開始！ | 株式会社いえらぶGROUPのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000515.000008550.html, (参照 24-10-09).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧