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AvePointがMicrosoft 365向け包括的バックアップツールCloud Backup Complete Suiteを提供開始、Entra IDの保護機能も追加

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

AvePointがMicrosoft 365向け包括的バックアップツールCloud Backup Complete Suiteを提供開始、Entra IDの保護機能も追加

PR TIMES より


記事の要約

  • AvePointがMicrosoft 365向け包括的バックアップツールをリリース
  • Cloud Backup Complete Suiteが全データを保護
  • Entra IDの保護機能が新たに追加

AvePointがMicrosoft 365向け包括的バックアップソリューションを提供開始

AvePoint Japan株式会社は2024年10月8日、Microsoft 365を対象とした包括的バックアップソリューション「Cloud Backup Complete Suite」の提供を開始した。SharePointやTeamsのデータに加え、Power Platformで作成したアプリやフロー、Microsoft Entra IDのデータやログを包括的に保護することで、Microsoft 365を業務基盤として活用する組織のビジネス継続性を向上させる。[1]

Cloud Backup Complete Suiteの特徴として、Microsoft 365のデータを包括的にバックアップできる点が挙げられる。SharePoint Online、Teams、OneDriveExchange Online、Viva Engage、Power Apps、Power AutomatePower BI、Entra ID、Entra ID管理ポータル設定、監査ログ、サインインログなど、幅広いサービスのバックアップに対応している。

バックアップデータは容量無制限のクラウドストレージに保管され、1日最大4つの世代を期間無制限で保管可能だ。シンプルで分かりやすいインターフェイスからデータを簡単にリストアでき、ファイルの暗号化を検知する機能も標準搭載されている。また、Entra IDのバックアップでは、リストアの前にデータの内容を世代間で比較する機能も搭載されている。

Cloud Backup Complete Suiteの主な機能まとめ

SharePoint/Teams Power Platform Entra ID
バックアップ対象 ドキュメント、チャット アプリ、フロー ユーザー、グループ設定
保管方法 容量無制限クラウド 容量無制限クラウド 容量無制限クラウド
世代管理 1日4世代、無期限 1日4世代、無期限 1日4世代、無期限
特殊機能 暗号化検知 - 世代間比較
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Entra IDについて

Entra IDとは、Microsoft 365標準のID管理プラットフォームのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 社内システムとの認証統合
  • 機密情報へのアクセス制御
  • サイバー攻撃の主要なターゲット

Entra IDは社内システムとの認証や機密情報へのアクセスを統御しているシステムであるため、管理者の操作ミスや悪意のある攻撃者からの攻撃で破損してしまった際には、不正アクセスやシステム停止などの深刻な影響をもたらすリスクがある。Cloud Backup Complete Suiteでは、ユーザーやグループ、管理ロールなどの設定から、アプリケーションの登録、管理ポータル設定などのバックアップを取得し、任意の世代からアイテム単位で細かく復旧することができる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「AvePoint、Microsoft 365のクラウドをトータルでバックアップする「Cloud Backup Complete Suite」を提供開始 | AvePoint Japan株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000082266.html, (参照 24-10-09).
  2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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