科研製薬が歯周組織再生医学賞を発表、優秀論文賞と優秀発表賞の4名の研究者を表彰

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

科研製薬が歯周組織再生医学賞を発表
優秀論文賞と優秀発表賞の受賞者4名を表彰
歯周病学会学術大会で表彰式を実施

科研製薬による歯周組織再生医学賞の発表と受賞者の表彰

科研製薬株式会社は2024年10月4日に開催された第67回秋季日本歯周病学会学術大会において「歯周組織再生医学賞（KAKEN Award）」の受賞者を発表した。この賞は歯周組織再生に関する優れた研究を表彰することを目的とし2023年に設立されたもので優秀論文賞と優秀発表賞の2つの部門がある。^[1]

優秀論文賞の受賞者は広島大学歯学部歯周病態学研究室の森本慎先生と東京科学大学大学院医歯学総合研究科歯周病学分野の松浦孝典先生の2名である。優秀発表賞の受賞者は九州大学大学院歯学研究院口腔機能修復学講座歯周病学分野の信太実有先生と日本大学松戸歯学部歯周治療学講座の中山洋平先生の2名である。

表彰式では日本歯周病学会理事長の沼部幸博先生から賞状が授与され科研製薬取締役研究開発本部長の綿貫充より副賞としてKAKEN Awardの盾またはトロフィーと賞金が贈られた。科研製薬は2017年から日本歯周病学会の賛助会員として活動しており今後も歯周病の予防および治療の発展に貢献していく方針だ。

歯周組織再生医学賞（KAKEN Award）受賞者まとめ

	優秀論文賞	優秀発表賞
受賞者1	森本慎（広島大学）	信太実有（九州大学）
受賞者2	松浦孝典（東京科学大学）	中山洋平（日本大学）
研究分野	歯周組織再生に関する論文	歯周組織再生に関する発表
選考対象	前年1月から12月の掲載/アクセプト論文	第67回春季大会のポスター発表

歯周組織再生医学優秀論文賞の詳細はこちら

歯周組織再生について

歯周組織再生とは失われた歯周組織を回復させる治療法のことを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

歯槽骨セメント質歯根膜などの再生を目指す
幹細胞や成長因子を利用した先進的な治療法
歯の長期保存と機能回復に貢献する

科研製薬は歯周組織再生医学賞を通じてこの分野の研究を奨励している。同社は2017年から日本歯周病学会の賛助会員として活動しており歯科医療従事者へのセミナー開催や歯周外科医の育成支援も行っている。今後も優れた医薬品・医療機器の創出・販売とともに学会支援や啓発活動を通じて歯周病の予防および治療の発展に貢献していく方針だ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「第67回秋季日本歯周病学会学術大会にて「歯周組織再生医学賞（KAKEN Award）」の受賞者が発表されました | 科研製薬株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000058259.html, (参照 24-10-11).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。