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公開：2024-10-13

NEXCOが施工管理ソフトウェアを用いた出来形管理の試行工事を開始、J-COMSIA会員から6製品が対応しDX推進に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NEXCOが施工管理ソフトウェアを用いた出来形管理を試行
• J-COMSIA会員から6製品が試行工事に対応
• コンクリート施工管理要領の出来形調書を標準化

NEXCOによる施工管理ソフトウェアを用いた出来形管理の試行開始

一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会（J-COMSIA）は、NEXCO3社が施工管理の省力化を目的とした「施工管理ソフトウェアを用いた出来形管理」の試行工事に対応するソフトウェアを2024年10月から提供開始すると発表した。この取り組みは、施工管理の効率化と建設業界のDX推進を目指すものである。^[1]

NEXCOの試行工事に対応するソフトウェアは、J-COMSIAの会員企業から6製品が提供される。これらの製品は、コンクリート施工管理要領の出来形調書を標準化し、システム化を容易にすることで、施工者の書類作成業務の大幅な効率化を実現する。

J-COMSIAは、本試行の支援を行うとともに、今後のNEXCO3社の対象工種拡大に向けて各社の製品改良を推進していく方針だ。さらに、NEXCO3社との協議を通じて施工管理のデジタル化提案を行い、建設業界全体の施工管理DXを加速させることを目指している。

NEXCO試行工事対応ソフトウェアまとめ

J-COMSIAの対応ソフトウェア詳細はこちら

出来形調書について

出来形調書とは、建設工事において構造物や部材の出来上がり寸法を記録し、設計値との差異を管理するための書類のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 工事の品質管理に不可欠な書類
• 工種や測定箇所によって様式が異なる
• 手作業での作成に多くの時間と労力を要する

NEXCOの試行では、これまで工種や測定箇所によって様々な形式が存在していた出来形調書を標準化することで、ソフトウェアへの組み込みを容易にした。この標準化により、施工者の書類作成業務が大幅に効率化され、建設現場全体の生産性向上につながることが期待されている。

参考サイト

1. ^ . 「【J-COMSIA】NEXCOが推進する「施工管理ソフトウェアを用いた出来形管理」の試行工事に対応するソフトウェアを提供 | 一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000078415.html, (参照 24-10-13).
2. Meta. https://about.meta.com/ja/

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