JamfがJNUCでAI・宣言型デバイス管理など最新イノベーションを発表、Appleデバイス管理の効率化とセキュリティ強化へ
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記事の要約
- Jamf、第15回JNUCでAI・宣言型デバイス管理を発表
- Self Service+でアプリを統合ポータルに集約
- Jamf ProのCompliance Benchmarkで管理強化
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Jamfが第15回JNUCで最新イノベーションを発表
Jamfは2024年10月1日から3日まで、テネシー州ナッシュビルで第15回Jamf Nation User Conference(JNUC)を開催した。このイベントでは、Appleデバイスの管理とセキュリティをシームレスに連携させ、エンドユーザーと組織に信頼されるエクスペリエンスを生み出すための最新のイノベーションが発表された。世界中のAppleデバイス管理者やITエンジニア、主要パートナー企業が参加し、Jamfの新機能や戦略について情報を共有したのだ。[1]
JNUCでは「go further(もっと先へ)」をテーマに掲げ、宣言型デバイス管理の活用、Self Service+の導入、Jamf ProのCompliance Benchmarkの発表など、複数の重要な機能が公開された。特に注目すべきは、AIを活用したAI Assistantの発表だ。このツールは、検索と生成AIを組み合わせた検索拡張生成(RAG)機能を備え、Jamf製品APIと直接統合されることで、関連性の高い情報を迅速に収集・分析・表示することが可能になる。
Jamfの最高技術責任者Beth Tschidaは、AI Assistantについて「セキュリティアラートの解読や文脈化、深刻度の説明、次のステップの提案、直接的な行動の実行が可能」と説明した。また、教育分野向けには、Jamf Safe InternetのTime-Based policiesやJamf Schoolでのブループリント機能の追加など、学習環境のセキュリティ強化に向けた新機能も発表された。これらの機能により、Jamfは顧客のニーズにより柔軟に対応できるようになるだろう。
Jamfの新機能まとめ
宣言型デバイス管理 | Self Service+ | Compliance Benchmark | AI Assistant | |
---|---|---|---|---|
主な特徴 | 自動化されたポリシー適用 | アプリの統合ポータル | セキュリティ遵守の簡素化 | AIによる情報分析・提案 |
対象製品 | Jamf Pro, Jamf School | 全Jamf製品 | Jamf Pro | 全Jamf製品 |
利用可能時期 | 即時 | 即時 | macOSから順次展開 | 2025年初頭(全機能) |
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宣言型デバイス管理について
宣言型デバイス管理とは、デバイスの設定やポリシーを自動的に適用・管理する方式のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- デバイスが自律的にポリシーを適用可能
- 管理サーバーの負荷を軽減
- 迅速なデバイス状態の更新と維持
Jamfが発表したブループリント機能は、この宣言型デバイス管理を活用したものだ。デバイス設定、コマンド、アプリのインストール、制限などをすべて宣言的な方法で管理することが可能になる。これにより、Jamfはより迅速にApple製品の新機能をサポートできるようになり、ユーザーはより効率的にデバイス管理を行えるようになるだろう。宣言型デバイス管理は、今後のITインフラ管理の中核を担う技術として注目されている。
参考サイト
- ^ . 「Jamf、第15回Jamf Nation User ConferenceでAI、宣言型デバイス管理などの最新のイノベーションを発表 | Jamf Japan 合同会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000066916.html, (参照 24-10-13).
- Apple. https://www.apple.com/jp/
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