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公開：2024-10-13

クリプトンが初音ミクNT Ver.2のEarly Access版を発表、新規開発の歌声合成エンジンと自動調整機能を搭載し創作支援を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 初音ミクNT Ver.2のEarly Access版を10月23日公開
• 新バージョンは新規開発の歌声合成エンジンを採用
• Piapro Studio - Automatic Controlを新搭載

初音ミクNT Ver.2の新機能と公開スケジュール

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、歌声合成ソフトウェア『初音ミク NT』の新バージョン『初音ミク NT（Ver.2）』のEarly Access版を2024年10月23日に無償公開すると発表した。この新バージョンでは、クリプトンが新規開発したオリジナルの歌声合成エンジン（社内開発コード：M9）を採用し、より自由な歌唱表現を可能とする新機能を追加している。^[1]

『初音ミク NT（Ver.2）』には、クリエイターの創作を支援する機能群として新規開発された「Piapro Studio - Automatic Control」が搭載される。この機能により、クリエイターが目指す歌声の表現に適した子音長、ピッチカーブ、ビブラート等を、ボーカルエディターによる自動調整で実現することが可能となる。クリエイターは自動調整された結果に自由な調整を加えることで、理想の歌声をより簡単に表現できるようになるだろう。

新バージョンのメジャーアップデート版は2025年前半に公開予定であり、『初音ミク NT』の正規ユーザーには Early Access版と同様に無償で提供される。クリプトンは2024年が歌声合成ソフトウェア事業20周年という節目であることを強調し、今後もクリエイターのクリエイティビティに貢献できる製品の企画・開発に努めていくとしている。

初音ミクNT Ver.2の新機能まとめ

初音ミクNT Ver.2の詳細はこちら

Piapro Studio - Automatic Controlについて

Piapro Studio - Automatic Controlとは、『初音ミク NT（Ver.2）』に搭載される新機能で、クリエイターの創作を支援する自動調整機能のことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 子音長、ピッチカーブ、ビブラート等の自動調整
• ボーカルエディターによる理想の歌声の実現
• クリエイターによる自由な追加調整が可能

この機能により、クリエイターは目指す歌声の表現をより簡単に実現することが可能となる。Piapro Studio - Automatic Controlは、クリプトンが歌声合成ソフトウェア事業20周年を迎える中で開発された新機能であり、今後のクリエイターの創作活動をさらに支援することが期待される。クリプトンは引き続き、クリエイターのクリエイティビティに貢献できる製品開発に注力していくとしている。

参考サイト

1. ^ . 「音楽ソフトウェア『初音ミク NT』の新バージョン（Ver.2）のEarly Access版が10月23日に公開決定！ | クリプトン・フューチャー・メディア株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000404.000052709.html, (参照 24-10-13).

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