イークラウドが新株予約権取扱い開始、ECFでスタートアップの資金調達と投資家の権利保護を両立
PR TIMES より
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記事の要約
- イークラウドがECFで新株予約権の取扱い開始
- 株主数増加の懸念に対応し応援者獲得を容易に
- 投資家の権利保護と手続き簡略化を実現
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イークラウド、株式投資型クラウドファンディングで新株予約権取扱い開始
イークラウド株式会社は2024年10月15日、株式投資型クラウドファンディング(ECF)のプラットフォーム「イークラウド」で新株予約権の取扱いを開始した。これはスタートアップの資金調達における新たな選択肢として、株主数増加の懸念に対応しつつ応援者獲得を容易にするものだ。将来的な手続きの簡略化と投資家の権利保護を両立させた業界初のスキームとなっている。[1]
新株予約権の特徴として、株主が増えないこと、バリュエーションを決定する必要がないこと、手続きが簡略化されることが挙げられる。新株予約権者は株主ではなく、IPOやM&Aなどの将来のイベント時に株主となる設計で、株主への対応コストを抑えつつ応援者を増やすことが可能となった。
転換価格には評価額上限(Cap)と割引(Discount)が設定され、投資家は早期投資のインセンティブを得られる。また、イークラウドは新株予約権行使時の手続きや金銭払込に関する独自のスキームを考案し、スタートアップの手続き簡素化と投資家の権利保護を実現している。
イークラウドの新株予約権取扱いの特徴まとめ
株主数 | バリュエーション | 手続き | |
---|---|---|---|
主な利点 | 増加しない | 決定不要 | 簡略化 |
投資家メリット | 応援者として参加 | 早期投資インセンティブ | 権利保護 |
スタートアップメリット | 対応コスト抑制 | 柔軟な資金調達 | 管理負担軽減 |
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株式投資型クラウドファンディングについて
株式投資型クラウドファンディング(ECF)とは、非上場のベンチャー企業がインターネットを通じて個人投資家から資金を調達する仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 1年間に1億円未満の資金調達が可能
- 2015年の金融商品取引法改正により実現
- 個人投資家のベンチャー投資機会を拡大
ECFは、これまで限定的だった個人投資家の非上場ベンチャー企業への投資機会を大きく拡大した。イークラウドのような専門プラットフォームを通じて、スタートアップは資金調達と同時に応援者コミュニティを構築できる。一方、投資家にとっては新たな投資先の発掘や、将来有望な企業への早期段階からの投資参加が可能となっている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「イークラウド、提供しているサービスで新株予約権の取扱いを開始 | イークラウド株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000054017.html, (参照 24-10-15).
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