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公開：2024-10-18

アセンドCTO丹羽がStartup CTO of the year 2024のファイナリストに、物流DXのさらなる推進に期待

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アセンドCTO丹羽が「Startup CTO of the year 2024」ファイナリストに
• ピッチコンテストは11月19日にオンライン・オフラインで開催
• アセンドは物流DX推進企業、運送管理システム「ロジックス」を提供

アセンドCTO丹羽がStartup CTO of the year 2024のファイナリストに選出

物流DXを推進するアセンド株式会社は、同社の取締役CTO丹羽健氏が株式会社ユーザベース主催の「Startup CTO of the year 2024」のファイナリスト7名に選出されたことを2024年10月15日に発表した。このイベントは、PreシリーズAからシリーズB相当の未上場企業に所属するCTO及びCTO相当職を対象としたピッチコンテストであり、経営インパクト、組織開発力、リーダーシップの観点から審査が行われる。^[1]

丹羽氏は1990年生まれで、新卒で日鉄ソリューションズに入社後、2020年10月にアセンド株式会社の創業メンバー取締役CTOとして参画した。社会課題を解決するプロダクトエンジニア組織を志し、組織構築からプロダクト開発まで幅広く推進している。また、TSKaigi設立・運営理事、Product Engineer Night主催など、業界の発展に貢献する活動も行っている。

アセンド株式会社は「物流の真価を開き、あらゆる産業を支える」をミッションに掲げ、2020年3月に創業した企業だ。同社は運送事業者向けの運送管理システム「ロジックス」を提供しており、車両台数規模を問わず運送事業者が手軽に業務効率化・経営DXを実現できるソリューションを展開している。また、国土交通省などの関連省庁の物流業界の実態調査・分析事業も担っている。

Startup CTO of the year 2024の概要

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物流DXについて

物流DXとは、物流業界におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• デジタル技術を活用した業務効率化と生産性向上
• データ分析による最適な物流戦略の立案と実行
• IoTやAIを活用したサプライチェーンの可視化と最適化

アセンド株式会社が提供する運送管理システム「ロジックス」は、物流DXの具体的な実装例の一つと言える。このシステムは、案件の受注から配車・請求書の発行まで一気通貫でデジタル化し、経営数値の可視化を実現している。物流DXは、人手不足や環境問題など、物流業界が直面する様々な課題の解決に貢献することが期待されている。

物流DXの推進に関する考察

物流DXの推進は、運送業界の生産性向上と持続可能性の確保に大きく寄与する可能性がある。特に、アセンド社のような専門企業が提供するソリューションは、中小規模の運送事業者にもDXの恩恵をもたらし、業界全体の底上げにつながるだろう。一方で、急速なデジタル化に伴う人材育成や、セキュリティリスクへの対応など、新たな課題も浮上してくると考えられる。

これらの課題に対しては、業界団体や行政機関との連携強化、継続的な技術教育プログラムの実施、セキュリティ専門家との協力体制の構築などが解決策として考えられる。また、AIやブロックチェーンなどの先端技術の導入により、より高度な物流最適化や透明性の確保が実現される可能性もある。物流DXの進展により、リアルタイムの需給マッチングや自動配送計画の立案など、これまで以上に効率的で柔軟な物流サービスの提供が期待される。

今後、物流DXの成功には、技術革新だけでなく、業界全体の意識改革と協調が不可欠だ。アセンド社のような先進的な企業が牽引役となり、大手から中小事業者まで幅広い層を巻き込んだエコシステムの構築が進むことで、物流業界全体の競争力向上と社会的価値の創出につながるだろう。物流DXの推進は、単なる効率化にとどまらず、持続可能な社会インフラの実現に向けた重要な取り組みとして、今後も注目され続けるものと考えられる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「物流DX推進のアセンドCTO丹羽が『Startup CTO of the year 2024』のファイナリストに選出 | アセンド株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000071415.html, (参照 24-10-18).

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