応用地質グループがAI活用のOX点検サービスを開始、コンクリート構造物の効率的な変状点検を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

応用地質グループがOX点検サービスを開始
AIを活用したコンクリート構造物の変状点検
効率的なスクリーニング点検を実現

応用地質グループのOX点検サービス開始によりコンクリート構造物点検の効率化を実現

応用地質株式会社のグループ会社である株式会社OXは、コンクリート構造物の変状スクリーニング点検サービス「OX点検」の提供を2024年10月15日に開始した。このサービスは、OXプラットフォームを活用してコンクリート構造物における変状の目視点検を効率化するもので、構造物の撮影からAIによる変状検知、目視チェック、レポート作成までを包括的にサポートする。^[1]

OX点検サービスの特徴として、OX社が撮影からレポート作成まで一貫して実施することで、短期間・低コストでのスクリーニング点検を可能にしている。AIを活用した変状の自動解析により、変状の位置や形状を効率的に検出し、その後の目視確認と修正プロセスによって品質を保証している。

2024年12月には、コンクリート柱のひび割れ点検サービスが先行提供される予定だ。デジタルカメラによる撮影で柱4面の展開図を作成し、ひび割れの位置・形状を記録したレポートを作成する。このサービスにより、納期を約50%短縮し、コストを大幅に削減できるとしている。料金は、コンクリート柱100本の点検で50万円からの提供となる。

OX点検サービスの特徴まとめ

項目	詳細
サービス名	OX点検
提供開始日	2024年10月15日
対象	コンクリート構造物
主な機能	変状スクリーニング点検
使用技術	OXプラットフォーム、AI
サービス内容	撮影、AI解析、目視確認、レポート作成
先行提供サービス	コンクリート柱のひび割れ点検（2024年12月開始予定）
料金目安	コンクリート柱100本の点検で50万円〜

変状スクリーニング点検について

変状スクリーニング点検とは、構造物の劣化や損傷を早期に発見するための予備的な点検方法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

広範囲の構造物を効率的に調査
重大な損傷や劣化の兆候を迅速に特定
詳細点検の必要性を判断する基準となる

OX点検サービスでは、AIを活用した変状スクリーニング点検により、コンクリート構造物の効率的な維持管理を実現している。撮影した画像をAIが解析し、変状の位置や形状を自動で検出することで、人間による目視点検の負担を大幅に軽減している。これにより、短期間かつ低コストで広範囲の構造物点検が可能となり、インフラ維持管理の効率化に貢献している。

参考サイト

^ PR TIMES. 「応用地質グループ会社のコンクリート構造物の変状点検サービス「OX点検」提供開始のお知らせ | 応用地質株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000047274.html, (参照 24-10-18).

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