TOKIUMが請求書発行クラウド「TOKIUM請求書発行」を今冬提供開始、業務効率化と法令遵守を両立

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • TOKIUMが請求書発行クラウドを提供開始
  • オンラインで請求書作成・送付が可能に
  • 印刷や封入などの負担を軽減

TOKIUMが新サービス「TOKIUM請求書発行」を今冬リリース

経費精算や請求書処理などの支出管理にまつわるクラウドサービスを提供するTOKIUMは、請求書発行クラウド「TOKIUM請求書発行」を今冬に提供開始すると発表した。このサービスは、オンライン上で請求書を作成し送付までを行うことが可能となっている。請求書発行業務にかかる印刷や封入、送付後の管理などの負担を大幅に軽減する効果が期待できるだろう。[1]

TOKIUM請求書発行では、請求データのCSVファイルや作成済み請求書のPDFを取り込むことで、インボイス制度に対応した請求書の発行が可能となる。複数の請求書をまとめて作成する機能も備えており、業務効率の向上に貢献する。作成した請求書は、メールや郵送、FAXなど様々な送付方法に対応しており、郵送の場合はTOKIUMが発送を代行する仕組みだ。

さらに、請求書のレイアウトは柔軟にカスタマイズできるため、取引先の指定に沿った請求書や、利用中のレイアウトに近い請求書の作成が可能となっている。また、請求書以外にも納品書や見積書などの各種帳票も発行可能であり、TOKIUM上で様々な書類を一元管理できることで、複数の帳票を個別で管理する手間を省き、業務の効率化を実現する。

TOKIUM請求書発行の主な機能まとめ

機能 詳細
オンライン請求書作成 CSVやPDFからインボイス対応請求書を作成
一括作成 複数の請求書をまとめて作成可能
多様な送付方法 メール、郵送、FAXなどに対応
レイアウトカスタマイズ 取引先指定や既存レイアウトに合わせて調整可能
多種帳票対応 請求書以外に納品書、見積書なども発行可能

インボイス制度について

インボイス制度とは、正式名称を「適格請求書等保存方式」といい、消費税の仕入税額控除の方式を指す。この制度では、税務署長に登録を受けた課税事業者である「適格請求書発行事業者」が発行する「適格請求書」等の保存が仕入税額控除の要件となる。

  • 2023年10月1日から導入開始
  • 適格請求書には登録番号の記載が必須
  • 取引の透明性向上と正確な税額計算が目的

TOKIUM請求書発行は、このインボイス制度に対応した請求書の発行を可能にしている。複雑化する税制度に対応しつつ、請求書発行業務の効率化を実現することで、企業の経理部門の負担軽減に貢献する。さらに、正確な税額計算と取引の透明性向上にも寄与し、コンプライアンス強化にも役立つだろう。

参考サイト

  1. ^ 株式会社TOKIUM. 「オンライン上で請求書を作成・送付する「TOKIUM請求書発行」を今冬に提供開始|ニュース|株式会社TOKIUM(トキウム)」. https://corp.tokium.jp/news/3ze-syhmj3/, (参照 24-10-18).

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