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公開：2024-10-18

アイ・オー・データ機器がMagSafe対応ポータブルSSDを発表、iPhoneの背面に直接装着可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アイ・オー・データ機器がMagSafe対応ポータブルSSDを発売
• iPhoneの背面に装着可能な2モデルを10月下旬に発売
• 1TBモデルが2万7,610円、2TBモデルが4万8,950円

アイ・オー・データ機器がMagSafe対応ポータブルSSDを発表

アイ・オー・データ機器は、MagSafe対応でiPhoneの背面にくっつけられるポータブルSSD「SSMG-UWC1」(1TB)と「SSMG-UWC2」(2TB)を2024年10月下旬に発売すると発表した。新製品はiPhoneとSSDを接続した際にSSD本体が宙ぶらりんにならず安定して使用できるのが特徴だ。^[1]

両モデルともUSB 20Gbps(USB 3.2 Gen2x2)に対応しており、読み込み速度は約1,800MB/s、書き込み速度は約1,500MB/sと高速転送が可能となっている。exFATでフォーマットされているため、iPhoneだけでなくWindows、Macなど様々な機器に接続するだけで使用できる点も利便性が高い。

価格は1TBモデルの「SSMG-UWC1」が2万7,610円、2TBモデルの「SSMG-UWC2」が4万8,950円となっている。iPhoneで撮影した大容量のProRes動画を直接保存できるType-C対応の製品として、クリエイターやプロフェッショナルユーザーにとって魅力的な選択肢となるだろう。

MagSafe対応ポータブルSSDの主な特徴

MagSafeについて

MagSafeとは、Appleが開発した磁気アタッチメント技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• iPhone背面に内蔵された磁石により、アクセサリーを簡単に装着可能
• ワイヤレス充電の位置合わせが容易
• 様々なアクセサリーに対応し、拡張性が高い

アイ・オー・データ機器の新製品は、このMagSafe技術を活用することでiPhoneの背面にポータブルSSDを直接装着できるようになっている。これにより、従来のUSB接続時に問題となっていたケーブルの取り回しやSSD本体の固定が不要となり、より快適なデータ転送や動画撮影が可能となった。

MagSafe対応ポータブルSSDに関する考察

アイ・オー・データ機器のMagSafe対応ポータブルSSDは、iPhoneユーザーにとって画期的な製品となる可能性が高い。特にProRes動画の撮影など大容量データを扱うプロフェッショナルユーザーにとっては、撮影中のストレージ不足の心配が軽減されるだけでなく、撮影後のデータ転送も効率化されるだろう。

しかし、MagSafe接続の強度や耐久性については懸念が残る。激しい動きを伴う撮影時にSSDが外れてしまう可能性や、長期使用による磁石の劣化などが問題となる可能性がある。これらの課題に対しては、専用のケースやホルダーの開発、磁石強度の向上などが解決策として考えられるだろう。

今後は、より大容量のモデルやさらなる高速化、防塵防水性能の向上など、機能の拡張が期待される。また、MagSafe技術を活用した他のストレージデバイスやアクセサリーの登場も予想され、iPhoneのエコシステムがより充実していくことが期待できる。

参考サイト

1. ^ I-O DATA. 「MagSafe対応だから、iPhoneの背面にぴたっとくっつく！ProRes動画を直接保存できるType-C®対応ポータブルSSD | アイ・オー・データ機器 I-O DATA」. https://www.iodata.jp/news/2024/newprod/ssmg-uwc.htm, (参照 24-10-18).
2. Apple. https://www.apple.com/jp/

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