キネコ国際映画祭が第31回目の開催を発表、熱気球体験の復活と17歳のウクライナ人監督作品上映で話題に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

キネコ国際映画祭が10月31日から二子玉川で開催
2年ぶりに熱気球搭乗体験が復活し多様なワークショップを実施
ウクライナから17歳の映画監督が来日して作品を上映

第31回キネコ国際映画祭の開催概要と新プログラム

一般社団法人キネコ・フィルムは、10月31日から11月5日まで二子玉川にて第31回キネコ国際映画祭を開催することを発表した。今年のテーマは「PLAY and PRAY for peace」に設定され、世界中から集められた映画を子どもたちの年齢に合わせたプログラムで上映するほか、生吹替えによるライブ・シネマや多様なワークショップなどが実施される予定だ。^[1]

第28回以来2年ぶりとなる熱気球搭乗体験が二子玉川公園で復活し、大人3,000円、子ども2,000円で予約制にて提供されることが決まった。アードマン・アニメーションズのマグダレナ・オシンスカ監督によるパペットアニメーション制作ワークショップも開催され、世界的なクリエイターとの貴重な交流機会が提供される。

ウクライナから17歳の映画監督キラ・メルニチュックが来日し、戦争開始直後から撮影された作品『失われたもの』の上映と舞台挨拶が予定されている。サヘル・ローズ監督の初監督作品『花束』の上映では、SUGIZOや岩井俊二らが登壇する舞台挨拶も実施されることが発表された。

キネコ国際映画祭のプログラム詳細

項目	詳細
開催期間	2024年10月31日（木）～11月5日（火）
開催場所	二子玉川ライズ、玉川髙島屋S・C、二子玉川公園
熱気球体験	11月2日～4日、午前6:30～9:30/午後16:30～19:30
主要ワークショップ	パペットアニメーション、キネコ制作、MANEKINEKO色付け
特別上映	『失われたもの』『花束』など国内外の作品

キネコ国際映画祭の詳細はこちら

国際映画祭について

国際映画祭とは、世界各国から選りすぐりの映画作品を集め、上映や審査を行う文化芸術イベントのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

世界中の優れた映画作品の紹介と文化交流の促進
新進気鋭の映画監督や作品の発掘・支援
映画産業の発展と国際的なネットワークの構築

キネコ国際映画祭は1992年から毎年開催されており、ベルリン国際映画祭の児童映画部門と協力関係にある日本最大規模の子ども向け国際映画祭だ。約20人のキネコ審査員による海外作品のグランプリ選定や、国際特別審査員による日本作品のグランプリ選定など、独自の審査システムを構築している。

キネコ国際映画祭2024に関する考察

今年のキネコ国際映画祭は、2年ぶりの熱気球搭乗体験の復活により、子どもたちに空からの新しい視点を提供する貴重な機会となっている。世界的なアニメーション監督によるワークショップの開催は、子どもたちの創造性を育む重要な教育的要素を含んでおり、将来的な映像クリエイターの育成にも寄与するだろう。

17歳のウクライナ人映画監督の作品上映は、子どもたちに世界で起きている現実を伝える重要な機会となる可能性がある。一方で、戦争をテーマにした作品を子どもたちにどのように伝えるかという課題も存在し、年齢に応じた適切なガイダンスや解説が必要となるだろう。

映画祭の継続的な発展のためには、クラウドファンディングによる資金調達の成功が重要な要素となっている。オンラインでの上映機会の提供など、デジタル技術を活用した新しい映画体験の創出にも期待が寄せられる。

参考サイト

^ PR TIMES. 「いよいよ開幕まで約2週間！2年ぶりに熱気球が復活／ワークショップ／おすすめ上映作品などプログラム詳細続報！ | 一般社団法人キネコ・フィルムのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000130193.html, (参照 24-10-23).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。