ChatSenseがPDF内の画像認識に対応、RAGサービスの機能を拡充し企業のナレッジ活用を効率化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ChatSenseがPDF内の画像・グラフ認識機能を追加
スキャンPDFも自動で文字起こしし学習可能に
RAGの精度向上と利便性の大幅な改善を実現

ChatSenseのRAG機能が画像認識に対応し機能を拡充

株式会社ナレッジセンスは、法人向けRAGサービス「ChatSense」において、PDF内の画像やグラフを学習できる機能を2024年10月22日にリリースした。これまでPDFファイルのテキストと表のみが学習対象だったが、画像やグラフ、フローチャートなども自動で認識し構造化できるようになっている。^[1]

東証プライム上場企業を含む400社以上が導入している法人向けChatGPTサービス「ChatSense」は、セキュリティを重視した設計で企業データの安全な活用を実現している。新機能により、決算資料やプレゼン資料などの画像を多用するPDFでも、AIが高精度な回答を提供できるようになった。

さらに、スキャンPDFに対してもOCR処理不要で自動的に文字起こしを行い、RAGの学習ソースとして活用できるようになった。ユーザー側での特別な前処理は不要で、PDFをアップロードするだけで画像の構造化と学習が完了する仕組みとなっている。

ChatSenseのRAG機能アップデート概要

項目	詳細
新機能	PDF内の画像・グラフ認識機能
対象データ	画像、グラフ、フローチャート、スキャンPDF
特徴	自動構造化、OCR処理不要
リリース日	2024年10月22日
対象ユーザー	追加学習オプション加入ユーザー

ChatSenseのRAGサービスの詳細はこちら

RAGについて

RAGとは「Retrieval-Augmented Generation」の略称で、外部データを参照しながらAIが回答を生成する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

既存の文書データを学習ソースとして活用
回答の根拠となる情報源を明示可能
企業独自のデータに基づく精度の高い回答を実現

ChatSenseのRAG機能は、企業の社内文書をセキュアな環境で活用できる点が特徴となっている。画像認識機能の追加により、グラフや図表を含む資料でも高精度な回答が可能になり、より幅広いビジネス文書への対応が実現している。

参考サイト

^ PR TIMES. 「RAGのデータソースとしてPDF内の画像・グラフも学習可能に。ChatSenseがアップデート。スキャンPDFにも対応 | 株式会社ナレッジセンスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000073671.html, (参照 24-10-23).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。