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公開：2024-10-23

システムクリエイトがLynxter S300X用ツールヘッドの個別販売を開始、3D造形の材料交換効率が向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• システムクリエイトがLynxterのツールヘッド販売開始
• LIQ11とLIQ21の個別販売で材料交換が効率化
• シリコーン3Dプリンターの運用性が向上

Lynxter S300Xのツールヘッド個別販売による製造効率の向上

システムクリエイトは2024年10月22日、Lynxter社のシリコン3Dプリンター「S300X」用ツールヘッド「LIQ11」と「LIQ21」の個別販売を開始した。これまでは材料交換時にツールヘッドの分解や清掃が必要だったが、個別販売によって異なるショア硬度や種類の材料を効率的に使用できるようになった。^[1]

ツールヘッドの個別販売は、1液材料のシリコーンやサポート材用の「LIQ11」と二液混合シリコンやポリウレタン用の「LIQ21」の2種類で構成されている。材料を切り替える際にツールヘッドを分解して掃除する手間が省け、生産効率の大幅な向上につながるだろう。

純シリコーン造形に特化したS300Xは、液体積層造形技術を採用することで複雑なモデルの精密な再現を可能にしている。独自のサポート材を使用することで容易な除去が可能となり、製品開発における新たな可能性を広げることに成功した。

Lynxter S300Xのツールヘッド機能まとめ

システムクリエイトの詳細はこちら

液体積層造形技術について

液体積層造形技術とは、液状の材料を一層ずつ積層して立体物を作製する3D造形技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 液状材料の精密な制御が可能
• 複雑な形状の造形に適している
• 高精度な積層による品質の安定性

Lynxter S300Xでは、この液体積層造形技術を活用することで、シリコーンやポリウレタンなどの液状材料を用いた高精度な造形を実現している。ツールヘッドの個別販売により、異なる材料の使用がより効率的になり、製品開発における新たな可能性を広げることが期待できる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Lynxter社のシリコーン3Dプリンター用ツールヘッド 個別販売を開始 – ショア硬度や種類の異なる材料も手間なく造形可能 | 株式会社システムクリエイトのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000140772.html, (参照 24-10-23).

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