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公開：2024-10-25

カシオ計算機がEDIFICEとHRCのコラボレーション腕時計ECB-2000HRを発表、トリコロールカラーとアルカンターラ素材を採用したスペシャルモデルを展開

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• EDIFICEがHRCとのコラボレーションモデルを発売
• BluetoothソーラーウォッチECB-2000HRを11月発売
• 55,000円でトリコロールデザインを採用した特別モデル

EDIFICEとHRCのコラボレーションモデルECB-2000HRが登場

カシオ計算機は腕時計ブランドEDIFICEの新製品として、HRCとのコラボレーションモデルHonda Racing Collaboration Model「ECB-2000HR」を2024年11月15日に発売することを発表した。EDIFICEとHRCは2018年からコラボレーションを行っており、高度な技術を駆使した日本発のブランドとして世界へ挑戦を続けている。^[1]

ECB-2000HRはHRCのレーシングスピリットを象徴するトリコロールをテーマにデザインされ、カーボンベゼルのマーキングや文字板外周のミニッツマーカーなど随所に赤、青、白の3色を採用している。バンドにはアルカンターラを使用し、Honda製レーシングエンジンのバルブやコネクティングロッドの設計図をトレースしたマーキングを施すことで、レーシングスピリットを表現した。

機能面ではBluetoothによるスマートフォンリンク機能を搭載し、専用アプリCASIO WATCHESと連携することで時刻の自動修正やワールドタイムの設定が可能となっている。タフソーラーを採用しており、1回の充電で約7ヶ月間駆動することができるため、実用性も兼ね備えている。

ECB-2000HRの特徴まとめ

アルカンターラについて

アルカンターラは、感覚的・審美的・機能的特性を兼ね備えた100%イタリア製の高級素材である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 高級スポーツカーの内装などで使用される洗練された素材
• 優れた汎用性を持ち、様々な業界の高級ブランドに採用
• 2009年にカーボンニュートラル認証を取得した環境配慮型素材

ECB-2000HRではバンドの両面にアルカンターラを採用し、表面を青の生地に赤と白のステッチ、裏面を鮮やかな赤で仕上げている。Honda製レーシングエンジンのパーツ設計図をレーザーマーキングで施すことで、HRCのレーシングスピリットを体現する高級感のある仕様となっている。

EDIFICEとHRCのコラボレーションに関する考察

EDIFICEとHRCのコラボレーションは、モータースポーツの世界観を腕時計に落とし込むことに成功している。特にトリコロールカラーやエンジンパーツの設計図をモチーフにしたデザインは、レーシングファンの心を強く掴む要素となっているだろう。

今後の展開としては、モータースポーツのテレメトリーデータと連携した機能の追加が期待される。例えばレース中の各種データをリアルタイムで腕時計に表示できれば、ファンの観戦体験をより豊かにすることができるはずだ。

このコラボレーションモデルは、時計としての機能性とモータースポーツの世界観を高次元で融合させている。今後も両社の技術力を活かした革新的なモデルの登場が期待されるが、価格帯を抑えたエントリーモデルの展開も検討する価値があるだろう。

参考サイト

1. ^ CASIO. 「ECB-2000HR | CASIO」. https://www.casio.com/jp/watches/edifice/products/collaboration/ecb-2000hr/, (参照 24-10-25).

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