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Google日本法人がYouTube国内月間ユーザー7370万人突破を発表、ショート動画の成長が牽引

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • YouTubeの国内月間ユーザーが7370万人を突破
  • YouTube ショートの視聴者数が23年比で20%以上増加
  • 猫ミーム動画が上半期で16億回以上再生を記録

YouTubeの国内ユーザー数が過去最高を記録

Google日本法人は2024年5月時点でのYouTubeの国内月間ユーザー数が7370万人を突破したことを10月23日に発表した。YouTube ショートなどの新機能追加によってユーザー数は23年から250万人増加し、45歳から64歳の利用者も同世代人口の79%にあたる2740万人に達している。[1]

YouTube ショートは2021年の日本でのサービス開始以来、急速に利用者を拡大している。縦型動画を共有できるYouTube ショートの1日あたりの視聴者数は23年比で20%以上増加し、13歳から54歳の1カ月あたりの利用率は62%で他のショート動画サービスを上回る結果となった。

また猫ミーム動画は2024年の代表的なトレンドとなり、軽快な音楽に乗せて猫が踊る画像で日常生活のエピソードを表現する動画が人気を集めている。上半期だけでタイトルに猫ミームを含む動画は6万件以上投稿され、累計16億回以上の再生数を記録したことが明らかになった。

YouTubeの2024年上半期トレンド動画まとめ

項目 詳細
総月間ユーザー数 7370万人(18歳以上)
45-64歳利用者数 2740万人(同世代人口の79%)
YouTube ショート利用率 62%(13-54歳の1カ月あたり)
猫ミーム動画投稿数 6万件以上
猫ミーム動画再生回数 16億回以上

YouTube ショートについて

YouTube ショートとは、YouTubeが提供する短時間の縦型動画を共有できる機能のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 最大60秒までの縦型動画形式に対応
  • スマートフォンに最適化された視聴体験を提供
  • 視聴者の興味関心に基づいた動画レコメンド機能

YouTube ショートは若年層を中心に高い支持を得ており、13歳から24歳の利用率は74%に達している。また69%のユーザーがYouTube ショートで興味を持った内容について、より詳しい長尺動画を視聴する傾向が確認されている。

YouTubeユーザー数増加に関する考察

YouTubeの国内月間ユーザー数が7370万人を突破したことは、動画プラットフォームとしての圧倒的な存在感を示している。特にショート動画の導入によって新規ユーザーの獲得に成功し、従来のYouTubeユーザーとの相乗効果を生み出すことに成功したと言えるだろう。

今後の課題として、コンテンツの品質管理やクリエイターの収益化モデルの確立が挙げられる。YouTubeは生成AIを活用したコンテンツ制作支援機能の開発を進めているが、オリジナルコンテンツの保護と両立させる必要があるだろう。

将来的には、ショート動画と長尺動画の連携をさらに強化し、より多様なコンテンツ体験を提供することが期待される。特にテレビ画面での視聴増加に対応したコンテンツフォーマットの開発や、クリエイターのマネタイズ支援が重要になってくるはずだ。

参考サイト

  1. ^ Think with Google. 「好きと出会える YouTube は、深掘り、行動につながる場所へ —— ショート動画とテレビ視聴が成長を牽引」. https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/video/youtube-recap2024-2/, (参照 24-10-26).
  2. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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