アイリスオーヤマが物流2024年問題対策の車番認証カメラを発売、バース管理システムとLED表示板の連携で業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

アイリスオーヤマが車番認証カメラを発売開始
バース管理システムとLED表示板の連携が可能
物流2024年問題への対策ソリューションを提供

アイリスオーヤマの車番認証カメラが物流効率化を実現

アイリスオーヤマ株式会社は物流2024年問題への対策として、バース管理システムやLED表示板と連携可能な車番認証カメラを2024年10月28日より発売した。この新製品は車両のナンバープレートを自動で読み取り登録することで滞在時間を計測でき、受付や荷物の積み下ろしスペースまでの案内を自動化することが可能となっている。^[1]

アイリスオーヤマは2020年4月よりAIカメラ事業に参入しており、セキュリティ強化やDX化のニーズに応えて店舗やオフィス、工場、倉庫などの施設での活用を進めている。自社工場においても2021年より「ケースコンベアシステム」を順次導入し、物流効率を約2～3倍向上させることに成功したのだ。

車番認証カメラは管理サーバーを通じてバース管理システムに登録され、荷待ち時間や荷役作業等の分析や効率化が可能となっている。さらに車両ナンバーの事前登録によりトラックの次のアクションを表示するLED表示板との連携も実現し、発荷主事業者と着荷主事業者の業務負担を大幅に軽減することが可能だ。

車番認証カメラの機能まとめ

機能	詳細
ナンバー認識	車両のナンバープレートを自動で読み取り登録
滞在時間計測	バース管理システムと連携し車両の滞在時間を計測
案内表示	LED表示板と連携しトラックの次のアクションを表示
不審車両検知	未登録車両の検知とメール通知が可能

車番認証カメラの詳細はこちら

バース管理システムについて

バース管理システムとは、物流センターやトラックターミナルにおける積み下ろしスペースを効率的に管理するためのシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

トラックの入出庫を一元管理
荷待ち時間の可視化と分析が可能
作業効率の向上と業務負担の軽減

バース管理システムは経済産業省・農林水産省・国土交通省が推進する物流の適正化・生産性向上の取り組みに不可欠なツールとなっている。車番認証カメラとの連携により、荷待ち時間・荷役作業等にかかる時間を2時間以内に収めるという目標達成に向けた効果的なソリューションを提供することが可能だ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「物流2024年問題対策　バース管理システムやLED表示板と連携（※1）できる「車番認証カメラ」発売 | アイリスオーヤマ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000728.000019955.html, (参照 24-10-30).
経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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