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beyerdynamicが新スタジオヘッドフォン2機種を発表、TESLA.45ドライバー搭載で音質向上を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • beyerdynamicの新スタジオヘッドフォン2機種を発表
  • 新開発TESLA.45ドライバーを搭載した進化版モデル
  • 2024年内に日本国内での発売を予定

beyerdynamicの新スタジオヘッドフォン発表で音楽制作の可能性が広がる

オーディオブレインズは、beyerdynamicの新スタジオヘッドフォンとして密閉型の「DT 1770 PRO MK II」と開放型の「DT 1990 PRO MK II」を2024年10月30日に発表した。両モデルはbeyerdynamic本社で新たに開発・製造されるTESLA.45ドライバーを搭載しており、国内での発売は2024年内を予定している。[1]

新開発されたTESLA.45ドライバーは高性能ポリマーダイヤフラムと軽量化されたボイスコイルを採用することで、高い音圧レベルでも明確な音を実現している。45mmドライバーシステムは優れた解像度と極めて低い歪みを実現し、卓越したインパルス応答を誇るものとなっているのだ。

長時間の使用に対応するため、耐久性のあるスチールヘッドバンドと快適なイヤーパッドを採用している。チューニングが異なる2セットのイヤーパッドが付属しており、現代の音楽制作のニーズに応える仕様となっているのが特徴だ。

新スタジオヘッドフォンの主な仕様

DT 1770 PRO MK II DT 1990 PRO MK II
タイプ 密閉型 開放型
周波数特性 5-40,000Hz 5-40,000Hz
インピーダンス 30Ω 30Ω
付属品 イヤーパッド2種、3mストレート/5mコイルケーブル イヤーパッド2種、3mストレート/5mコイルケーブル
重量 377g 376g

TESLA.45ドライバーについて

TESLA.45ドライバーとは、beyerdynamicが新たに開発した45mm径のドライバーユニットのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 高性能ポリマーダイヤフラムによる正確な音の再現
  • 軽量化されたボイスコイルでの高い音圧レベル実現
  • 優れた解像度と低歪みを両立した設計

TESLA.45ドライバーは30オームという低インピーダンス設計を採用することで、様々な再生機器との高い互換性を実現している。最適化された軽量新素材の採用により、最高の音質と低抵抗値を両立させた革新的なドライバーユニットとなっているのだ。

beyerdynamicの新スタジオヘッドフォンに関する考察

新開発のTESLA.45ドライバーの採用により、高性能ポリマーダイヤフラムと軽量化されたボイスコイルが実現する高音質な音楽制作環境の提供が期待できる。低インピーダンス設計により様々な機器との互換性が確保されていることから、プロフェッショナルからホームレコーディングまで幅広い用途での活用が見込まれるだろう。

2つのサウンドプロファイルを持つイヤーパッドの付属は、異なる音楽ジャンルやミキシング環境への対応を可能にする一方で、パッドの経年劣化や交換時期の見極めが新たな課題となる可能性がある。長期的な視点での製品サポートや交換パーツの供給体制の整備が重要となってくるだろう。

beyerdynamicブランドの継続的な技術革新は、プロフェッショナルオーディオ市場における同社の地位を更に強化すると考えられる。30オームという低インピーダンス設計の採用は、モバイルデバイスでの使用も視野に入れた戦略的な判断であり、今後のスタジオヘッドフォン市場の新たな標準となる可能性を秘めている。

参考サイト

  1. ^ beyerdynamic. 「DT 1770 PRO MK II - beyerdynamic (ベイヤーダイナミック)」. https://beyerdynamic.co.jp/dt-1770-pro-mk-ii/, (参照 24-10-31).
  2. TESLA. https://www.tesla.com/ja_jp

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