マクニカがARAVと協業し建設機械・物流機器の遠隔操作機能を追加したeverfleetを提供開始、建設・物流現場の人材不足解消へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

マクニカが建設機械・物流機器の遠隔操作機能を追加したeverfleetを提供開始
世界中どこからでも建設機械・物流機器の遠隔操作が可能に
建設・物流現場の人材不足解消と働き方改革をサポート

マクニカが遠隔操作機能を追加したeverfleetの提供を開始

マクニカはARAV株式会社と協業し、建設機械・物流機器の遠隔操作が可能となる機能を追加したマクニカ製遠隔監視システムeverfleetの提供を2024年11月1日より開始した。世界中のどこからでも建設機械・物流機器の遠隔操作が可能となり、建設・物流現場の人材不足を解消できるほか、これまでにない新しい働き方改革をサポートする機能を搭載している。^[1]

建設業界では就業者数の減少や少子高齢化による人手不足の問題があり、その背景には肉体的な労働と高所作業や建設機械の取り扱いによる危険作業を伴うことからくる3K（きつい・汚い・危険）のイメージが就業希望者の減少につながっているとされる。建設業の需要は増加し続けており、高度成長期に建設されたインフラのメンテナンス整備と自然災害による建物の復旧や災害防止のための改良工事などにより、今後さらに拡大していく見込みとなっている。

物流業界においても同様の人手不足問題に直面しており、荷役作業など身体的負担の大きい業務が多くあることから倉庫内スタッフの人材が集まりづらく、特にフォークリフトなどの特殊技能を必要とする人材確保が困難な状況となっている。物流・運送は人々の生活や企業の事業展開にとって必要不可欠であり、物流業界の人手不足の解決は業界全体の急務となっているのである。

everfleetの機能まとめ

項目	詳細
導入方法	既存機器への専用パーツ後付け搭載で運用開始可能
対応機器	建設機械・物流機器の種類やメーカーを問わず後付け可能
必要環境	everfleetをインストールしたPCと専用コントローラーを接続
遠隔操作範囲	近距離、同一構内、日本国内外からの操作に対応
主なメリット	危険作業の安全化、労働時間の短縮、24時間稼働への対応

everfleetの詳細はこちら

遠隔監視システムについて

遠隔監視システムとは、離れた場所から機器やシステムの状態を監視・制御できる仕組みのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

リアルタイムでの状態監視と操作が可能
場所や時間に縛られない柔軟な運用を実現
安全性と作業効率の向上に貢献

everfleetは自動運転車両の位置情報やカメラ映像、車速やステアリングなどの車両データを統合して一元的に可視化し、信号機などの交通インフラとも連携が可能となっている。このシステムにより、複数地域の多種多様なモビリティを同時に群管理することや運行時の異常を自動的に検出・通知することが可能となり、効率的な運行管理を実現するのである。

参考サイト

^ PR TIMES. 「マクニカ、ARAVと協業し、世界中どこからでも建設機械・物流機器の遠隔操作可能な機能を追加した「everfleet」を提供開始 | ARAV株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000058931.html, (参照 24-11-02).

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