野村不動産ホテルズが屋上養蜂で採取した庭のはちみつを10月4日からレストラン提供と瓶詰販売で展開開始

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 野村不動産ホテルズが屋上養蜂で採取した蜂蜜を販売開始
  • レストランでの提供と4,980円の瓶詰販売を実施
  • 2月開始の養蜂プロジェクトで73kgの蜂蜜を収穫

野村不動産ホテルズの屋上養蜂プロジェクトがレストラン提供と瓶詰販売で結実

野村不動産ホテルズは2024年10月4日より、JR水道橋駅から徒歩4分の場所にある「庭のホテル 東京」の15階屋上で採取した蜂蜜「庭のはちみつ」の提供を開始した。2月から開始した養蜂プロジェクトは地上約53mという高さでの実施にも関わらず成功を収め、館内レストランでの提供と4,980円での瓶詰販売が実現することとなった。[1]

養蜂プロジェクトでは5月に13kg、6月に25kg、8月に35kgと合計73kgの蜂蜜を収穫することに成功している。メロンやカボチャなどの果菜類の受粉促進という本来の目的も達成され、ズッキーニを含む複数の作物の収穫も順調に進んでいる。

野村不動産ホテルズは2022年から「eco庭」プロジェクトを展開しており、落ち葉の腐葉土化や野菜・ハーブの栽培など独自の循環型環境保護システムを確立している。この度の養蜂プロジェクトの成功により、環境への配慮と持続可能な運営の新たな展開が実現した。

庭のはちみつの提供概要まとめ

項目 詳細
提供開始日 2024年10月4日
提供形態 レストラン提供と瓶詰販売
販売価格 120g 4,980円(税込)
種類 Spring・Summer 2種類
割引特典 ホテル宿泊・レストラン利用者は20%割引

養蜂について

養蜂とは、ミツバチを飼育して蜂蜜や蜜蝋などの生産物を得る農業の一分野のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 植物の受粉を助け生態系の維持に貢献
  • 蜂蜜や蜜蝋などの有用な生産物を得られる
  • 都市部でも実施可能な環境保護活動

都市養蜂は近年注目を集めており、庭のホテル 東京での取り組みのように環境保護と食材生産を両立する手段として評価されている。ホテル屋上という都市部の高層階での養蜂成功は、都市における持続可能な農業の可能性を示す重要な事例となっている。

参考サイト

  1. ^ 野村不動産ホテルズ株式会社. 「庭のホテル 東京から生まれた「庭のはちみつ」10 月より販売・提供開始」. https://www.nomura-hotels.co.jp/cms/files/news/n3241003100200207.pdf, (参照 24-11-06).

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