東京エレクトロン デバイスがValenceのSSPMソリューションを国内初販売、SaaS環境のセキュリティ管理を効率化
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記事の要約
- TEDがValenceとSSPMソリューションの販売契約を締結
- 67種類のSaaSアプリケーションのセキュリティ管理が可能
- Microsoft 365の仕様変更に迅速な対応を実現
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TEDがValenceのSSPMソリューションで国内初の販売代理店に
東京エレクトロン デバイス株式会社は2024年11月1日、米Valence Security社とSaaS Security Posture Management(SSPM)ソリューションの販売代理店契約を締結し販売を開始した。ValenceのSSPMソリューションは、Microsoft社がパートナーシップを結んでいるSSPMとして多くの企業が導入しているMicrosoft 365の仕様変更に迅速な対応が可能となっている。[1]
SSPMソリューションの導入により、複数のSaaSアプリケーションに対するセキュリティの設定やポリシーなどの問題点を可視化し修正の自動化によってセキュリティ管理業務の運用効率化に貢献することが可能となった。セキュリティリスクを検出したSaaSに対し設定の不備を自動的に修正する機能も実装されており、管理者の負担を大幅に軽減できるだろう。
ValenceのSSPMソリューションは67種類のSaaSアプリケーションに対応しており、セキュリティに関する専門知識がなくても導入時は管理者権限の付与だけで使用可能となっている。視認性の高いダッシュボード画面で各SaaSの状況やアラートを一元監視でき、TPRM、SIEM、SOARなど導入済みのセキュリティ製品との連携も実現している。
ValenceのSSPMソリューションの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
対応アプリケーション | 67種類のSaaSアプリケーション |
主要機能 | Microsoft 365の仕様変更への迅速な対応、セキュリティリスクの自動修正 |
監視機能 | ダッシュボードによる一元監視、アラート管理 |
連携機能 | TPRM、SIEM、SOARなどのセキュリティ製品と連携可能 |
導入要件 | 管理者権限の付与のみ、専門知識不要 |
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SaaS Security Posture Managementについて
SaaS Security Posture Managementとは、組織が利用しているさまざまなSaaSの設定内容や利用状態を随時確認し、セキュリティリスクを特定・継続監視するセキュリティソリューションを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 複数のSaaSのセキュリティ設定を一元管理
- セキュリティリスクの自動検出と修正が可能
- コンプライアンス違反の検出とレポート機能
SSPMソリューションは近年増加しているSaaS利用に対するセキュリティ対策として注目を集めている技術である。Web会議やグループウェアなどデータが集中するSaaSがサイバー攻撃の対象となるケースが増加しており、使われていない休眠アカウントやユーザーの不注意による設定ミスを一元的に検出することが可能となっている。
参考サイト
- ^ 東京エレクトロンデバイス. 「米国Valence Security社のSaaSセキュリティ(SSPM)ソリューションを国内初のパートナーとして販売開始〜SaaS アプリケーションからの情報漏えいリスクを低減〜|東京エレクトロンデバイス」. https://www.teldevice.co.jp/pro_info/2024/press_241101.php, (参照 24-11-06).
- Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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