ZOZOが中高生女子向けITエンジニア職場体験プログラムを開始、DE&I推進とIT人材育成に注力

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ZOZOが中高生女子向けITエンジニア職場体験プログラムを開始、DE&I推進とIT人材育成に注力

PR TIMES より


記事の要約

  • ZOZOがITエンジニアの職場体験プログラムに参画
  • 中高生女子向けにプログラミング体験会を開催
  • 女性ITエンジニアとの交流機会を提供

ZOZOの中高生女子向けITエンジニア職場体験プログラム

ZOZOは山田進太郎D&I財団と42 Tokyoが共催する中高生女子向けITエンジニアの職場体験プログラム「Girls Meet STEM」への参画を2024年11月5日に発表した。IMDの調査によると日本のデジタル競争力ランキングは64カ国中32位と過去最低を記録しており、ITエンジニア不足が深刻な問題となっている。[1]

日本のITエンジニア業界における女性の比率は16.9%と低水準にとどまっており、女性の労働力増加が課題解決の重要な鍵となっている。ZOZOは西千葉オフィスでプログラミング体験会とトークセッションを実施し、女子中高生にIT業界の仕事を体験できる実践的な機会を提供することで将来のキャリア選択の幅を広げる支援を行うのだ。

ZOZOはこれまでも女性社員との社内ミートアップやDE&Iマネジメント研修、キャリアデザイン研修など様々な女性活躍推進の取り組みを行ってきた。今回のプログラムを通じて女性ITエンジニアのキャリアややりがいを伝え、IT領域での女性のキャリア選択を支援する流れを作り出すことを目指している。

Girls Meet STEMプログラムの詳細

項目 詳細
開催日時 2024年12月15日(日)13:00~16:00
開催場所 ZOZO西千葉オフィス
対象者 中学1年生~高校3年生の女子(性自認が女性である方を含む)
定員 20名
主な内容 プログラミング体験会、オフィスツアー、女性エンジニアとのトークセッション
プログラム申し込みはこちら

DE&Iについて

DE&IはDiversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包摂性)の頭文字を組み合わせた言葉で、組織における多様性の促進と公平な機会提供を目指す取り組みを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 異なる背景や特性を持つ人材の活用促進
  • 公平な評価と機会提供の実現
  • 誰もが働きやすい職場環境の整備

近年のITエンジニア業界では、女性エンジニアの比率が16.9%と低水準にとどまっており、DE&Iの観点から重要な課題となっている。ZOZOは女性社員向けのキャリアデザイン研修や管理職向けのDE&Iマネジメント研修など、様々な取り組みを通じてDE&Iの推進に力を入れている。

Girls Meet STEMプログラムに関する考察

ZOZOによる中高生女子向けITエンジニア職場体験プログラムは、早期段階でのキャリア教育という観点で非常に意義深い取り組みとなっている。実際のオフィス見学やプログラミング体験を通じて、IT業界への興味関心を高められるだけでなく、女性エンジニアとの交流によって具体的なキャリアイメージを描くことができるだろう。

一方で、20名という定員の制限があることから、より多くの中高生女子に機会を提供するための仕組み作りが今後の課題となる可能性がある。オンラインプログラムの併用や定期的な開催、他企業との連携による規模の拡大など、プログラムの発展的な展開が期待されるだろう。

また、プログラミング体験だけでなく、IT業界で活躍する女性エンジニアのキャリアストーリーを共有することで、参加者の将来のビジョン形成にも大きな影響を与えることができる。今後は参加者の追跡調査やフォローアップ施策の実施により、プログラムの効果測定と継続的な支援体制の構築が重要になるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ZOZO、山田進太郎D&I財団と42 Tokyoが共催する、中高生女子に向けたITエンジニアの職場体験プログラムに参画 | 株式会社ZOZOのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000299.000096287.html, (参照 24-11-07).

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