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NRIセキュアが特権ID管理ソリューションSecureCube Access Checkのマネージドサービスを開始、運用負担の軽減とクラウドシフトを促進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • NRIセキュアがSecureCube Access Checkのマネージドサービスを開始
  • パブリッククラウド上での構築と運用管理をNRIセキュアが実施
  • 月額55万円から利用可能な特権ID管理ソリューション

NRIセキュアがSecureCube Access Checkのマネージドサービスを提供開始

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は2024年10月1日より、特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check」のマネージドサービスの提供を開始した。企業のクラウドシフトが加速する中で運用管理の負担を軽減したいというニーズに応えるための新サービスである。[1]

SecureCube Access Checkは従来パッケージソフトウェアとしての提供のみであったため、顧客側でハードウェアの準備やソフトウェアの維持管理が必要な状況だった。本サービスではNRIセキュアがパブリッククラウド上に環境を構築し、パッチ適用などの維持管理も一括して実施することで、顧客の運用負担を大幅に軽減できるようになった。

本サービスでは顧客専用の環境でデータを安全に保護しながら、特権IDの管理・運用フローの整備やアクセス制御、ログの取得・保管などの機能を提供する。月額利用料は550,000円からで、延べ500以上の企業や組織での導入実績を持つ特権ID管理市場シェアNo.1のソリューションを手軽に導入できるようになっている。

SecureCube Access Checkマネージドサービスの概要

項目 詳細
提供開始日 2024年10月1日
月額利用料 550,000円(税別)
提供形態 パブリッククラウド上のマネージドサービス
主要機能 特権ID管理・運用フロー整備、アクセス制御、ログ取得・保管
導入実績 延べ500以上の企業・組織
サービスの詳細はこちら

特権IDについて

特権IDとは、情報システムにおいてあらゆる操作権限を持つ最高権限を持つIDのことである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • rootやAdministratorなどの最高権限を持つID
  • クラウド管理用アカウントも対象に含まれる
  • SaaS管理者アカウントも特権IDとして扱う

SecureCube Access Checkは特権IDの不正利用による内部不正やサイバー攻撃の被害拡大を防ぐために、特権IDの管理・運用フローを整備し、適切なアクセス制御とログの取得・保管を実現するソリューションである。マネージドサービス化により、これまで顧客側で必要だった運用管理の負担を大幅に軽減することが可能になった。

参考サイト

  1. ^ NRIセキュア. 「NRIセキュア、特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check」のマネージドサービスを提供開始|ニュース|NRIセキュア」. https://www.nri-secure.co.jp/news/2024/1105, (参照 24-11-07).

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