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サイトロンジャパンがLAOWA Argus T1シネレンズシリーズを発表、フルフレームで世界初の28mm&35mm対応を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

サイトロンジャパンがLAOWA Argus T1シネレンズシリーズを発表、フルフレームで世界初の28mm&35mm対応を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • LAOWAからT1シネレンズシリーズ8種類を発売
  • フルフレームで28mm&35mmを含む世界初のラインナップ
  • 超大口径T1と0.2mまでの近接撮影を実現

LAOWAのArgus T1シネレンズシリーズがフルフレーム対応の大口径を実現

株式会社サイトロンジャパンは、Venus Optics社のレンズブランドLAOWAから新シリーズ「LAOWA Argus T1シネレンズシリーズ」計8種類を2024年11月8日より発売する。このシリーズはフルフレーム、Super 35、マイクロフォーサーズの各フォーマットに対応し、世界初となるフルフレームで28mmと35mmを含むラインナップを展開している。[1]

主な特長として超大口径T1を実現し、スムーズなフォーカス・ロールオフによって浅い被写界深度を得ることが可能になった。プロフェッショナルな制作現場での使用に耐える光学性能を備え、色収差を最小限に抑えつつT1絞り開放でも高いコントラストとシャープネスを実現している。

フォーカスブリージングを極限まで抑制し、フォーカスリングの回転角は270度を確保することで精密なフォーカスコントロールを可能にした。また最短撮影距離0.2mを実現し、被写体のディテールを保持したまま背景を美しくぼかした映像表現が可能になった。

LAOWA Argus T1シネレンズシリーズの製品仕様まとめ

フルフレーム Super 35 マイクロフォーサーズ
焦点距離 28mm/35mm/45mm 18mm/25mm/33mm 18mm/25mm
対応マウント SONY E/Nikon Z/Canon RF SONY E/Fuji X/Nikon Z/Canon RF MFT
価格(税込) 326,000円前後 195,000円前後 152,000円前後
製品の詳細はこちら

フォーカスブリージングについて

フォーカスブリージングとは、レンズのフォーカス位置を変更した際に画角が変化してしまう現象のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 被写体間でのフォーカス移動時に画角が変化
  • 映像制作における表現の一貫性を損なう要因
  • プロフェッショナルな映像制作では極力回避したい現象

LAOWA Argus T1シネレンズシリーズではフォーカスブリージングを極限まで抑制する設計を採用している。フォーカスリングの回転角を270度確保することで、正確かつ精密なフォーカスコントロールを可能にし、ストーリー性のある映像表現を実現できる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「フルフレームで28mm&35mmを含む世界初のT1シネレンズシリーズ*「LAOWA Argus T1 Cineレンズシリーズ」発売 | 株式会社サイトロンジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000007828.html, (参照 24-11-09).

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