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DMPが次世代AIアクセラレータIP「ZIA A3000 V2」を発表、エッジAIの性能と効率性が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

DMPが次世代AIアクセラレータIP「ZIA A3000 V2」を発表、エッジAIの性能と効率性が大幅に向上

PR TIMES より


記事の要約

  • DMPが次世代NPU IP「ZIA A3000 V2」を発表
  • 最大40TOPSの処理能力と50%以上の面積削減を実現
  • エッジAIデバイス向けに包括的な開発環境を提供

DMPの次世代AIアクセラレータIP「ZIA A3000 V2」の特徴と機能

株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルは次世代のニューラル プロセッシング ユニットIP「ZIA A3000 V2」を2024年11月より提供開始することを発表した。本製品はスケーラブルな高性能と低消費電力、小面積を両立し、最大40TOPS以上の推論処理能力を実現することが可能となっている。[1]

ZIA A3000 V2は同クラス製品で50%以上の面積削減を実現し、1コアあたり96~2048個のMACユニットをサポートしマルチコア構成で性能拡張が可能となっている。独自のアーキテクチャにより性能と電力効率、面積効率を高次元で両立し、エッジデバイスの厳しい制約下でも高い処理能力を発揮することが特徴だ。

包括的な開発環境としてA3000 SDKを提供し、PyTorchやTensorFlow、ONNXなど主要なAIフレームワークをサポートすることで既存のAIモデルを容易に移植することが可能となっている。高度なプロファイリングツールによってレイヤーごとの性能やメモリ使用量を詳細に分析でき、豊富なサンプルソースコードとドキュメントも提供されている。

ZIA A3000 V2の主要機能まとめ

項目 詳細
処理性能 最大40TOPS以上の推論処理能力
対応精度 FP16、INT8、INT4、FP4
MACユニット数 1コアあたり96~2048個
面積効率 同クラス製品比50%以上の削減
開発環境 PyTorch、TensorFlow、ONNXをサポート
DMPの公式サイトはこちら

NPUについて

NPUとはNeural Processing Unitの略称で、人工知能や機械学習のタスクに特化した専用プロセッサのことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • AIタスクに最適化された専用ハードウェア
  • 高い演算効率と低消費電力を実現
  • 並列処理によるリアルタイム推論が可能

ZIA A3000 V2のようなNPU IPは、エッジデバイスでの効率的なAI処理を実現するための重要な技術となっている。最大40TOPS以上の処理性能と50%以上の面積削減を実現することで、モビリティやセキュリティ、ロボティクスなど幅広い分野でのAI実装を加速することが期待されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「次世代AIアクセラレータIP「ZIA A3000 V2」リリース | 株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000097549.html, (参照 24-11-09).

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