INSTANTROOM株式会社がフリーランスエンジニアの市場動向を発表、月額平均単価72.1万円でRustが最高額を記録

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

INSTANTROOM株式会社がフリーランスエンジニアの市場動向を発表、月額平均単価72.1万円でRustが最高額を記録

PR TIMES より


記事の要約

  • フリーランス案件の月額平均単価が72.1万円を記録
  • 最高単価は320万円でRustが最も高額な開発言語に
  • リモートワーク比率は87.3%で柔軟な働き方が可能に

フリーランスボードが発表したITフリーランス市場の動向

INSTANTROOM株式会社は2024年11月11日、フリーランスエンジニア・ITフリーランスの案件検索サイト「フリーランスボード」において2024年11月のフリーランス案件の単価における市場動向調査結果を発表した。調査は17万件以上の掲載案件を対象に実施され、開発言語やフレームワークごとの単価動向が明らかになっている。[1]

フリーランス案件の就業形態では、フルリモートが23.7%、一部リモートが63.6%、常駐が12.8%となっており、リモートワークの浸透が進んでいる。開発言語別の月額単価では、Rustが82.9万円と最も高額で、次いでScalaが80.0万円と高い水準を維持している。

フレームワーク別の単価動向では、RSpecが86.4万円で最高額を記録し、FastAPIが83.6万円で続いている。RSpecは実装とテストの分離や自然言語に近い記述が可能な特徴を持ち、FastAPIは非同期処理のサポートや型ヒントに基づく自動ドキュメント生成機能を備えている。

フリーランスエンジニアの単価動向まとめ

項目 詳細
月額平均単価 72.1万円
最高単価 320万円
最高額開発言語 Rust(82.9万円)
最高額フレームワーク RSpec(86.4万円)
リモートワーク比率 フルリモート23.7%、一部リモート63.6%
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Rustについて

Rustとは、高いメモリ安全性と並行プログラミング機能を備えたシステムプログラミング言語であり、以下のような特徴を持つ。

  • メモリ安全性が高く堅牢なコード開発が可能
  • 並行プログラミングをサポートし効率的な処理を実現
  • パフォーマンスに優れた実行速度を提供

フリーランス市場においてRustは82.9万円という高額な月額単価を記録している。Rustの高い安全性と性能は、大規模システムや重要なインフラストラクチャの開発に適しており、それが市場での高い評価につながっているものと考えられる。

フリーランスエンジニアの単価動向に関する考察

フリーランスエンジニアの市場において高額な単価が維持されている背景には、企業のDX推進による技術者需要の高まりがある。特にRustやScalaなどの先進的な言語に対する需要が顕著であり、これらの言語を習得したエンジニアの価値が高く評価されている。

リモートワークの普及により、地理的制約が緩和され案件の選択肢が広がっていることも、フリーランスエンジニアにとって有利な状況を生み出している。一方で、技術の進化が速いため、継続的なスキルアップが必要不可欠となっており、特定の言語やフレームワークへの依存度が高いエンジニアにとってはリスクとなる可能性もある。

今後は、AI技術の発展に伴い、フリーランスエンジニアに求められるスキルセットが更に多様化すると予想される。単なるコーディングスキルだけでなく、AIツールを活用した効率的な開発手法の習得や、ビジネス課題の解決能力が重要になってくるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【2024年11月】フリーランス案件の単価における市場動向【フリーランスボード】 | INSTANTROOM株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000116595.html, (参照 24-11-13).

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