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公開：2024-08-04

HIRAC FUNDがTHINKRに出資、バーチャルエンターテインメント事業の発展に期待

text: XEXEQ編集部

記事の要約

• HIRAC FUNDがTHINKRに出資
• THINKRはバーチャルエンターテインメント事業を展開
• XR技術活用で新たなライブ体験を提供

HIRAC FUNDによるTHINKRへの出資と事業展開

マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社が運営するHIRAC FUNDは、バーチャルエンターテインメント事業を展開する株式会社THINKRへの出資を発表した。THINKRは「WE ARE A DRAMATIC DESIGN FIRM」をミッションに掲げ、有望なアーティスト・クリエイターの発掘・育成エコシステムを構築するとともに、高度なXR技術を活用して新たなライブ体験価値を提供している。^[1]

THINKRは2024年6月21日にYouTubeチャンネル登録者数100万人を突破した花譜（かふ）を筆頭に、クリエイティブレーベル「KAMITSUBAKI STUDIO」を運営している。同レーベルは大型リアルフェス「KAMITSUBAKI FES」や代々木第一体育館での2DAYS公演「神椿代々木決戦」を開催するなど、バーチャルとリアルを融合させたエンターテインメント事業を展開している。

HIRAC FUNDはTHINKRの独自IPを連綿と創出するエコシステムの構築、及びXR技術によるリアルでの高い体験価値提供の発展に期待し、出資を決定した。今後はファイナンス面を中心に支援を行い、THINKRの総合的なバーチャルエンターテインメント事業の推進をサポートしていく方針だ。

HIRAC FUNDによるTHINKRへの出資まとめ

バーチャルエンターテインメント事業の発展に関する考察

THINKRのようなバーチャルエンターテインメント企業の台頭により、今後エンターテインメント業界全体がデジタル化に向けて大きく変革する可能性がある。しかし、急速な技術革新に伴い、著作権や個人情報保護などの法的問題が新たに浮上する可能性も高い。これらの課題に対して、業界全体での自主規制やガイドラインの策定が急務となるだろう。

今後、AIを活用したパーソナライズされたバーチャルアーティストの創出や、ブロックチェーン技術を用いたデジタルアセットの管理など、さらなる技術革新が期待される。また、5Gの普及に伴い、よりリアルタイムで没入感のある体験が可能になることで、バーチャルとリアルの境界線がさらに曖昧になっていくことが予想される。

エンターテインメント業界の未来において、THINKRのような先駆的企業の成功事例は重要な指標となるだろう。HIRAC FUNDの支援を受け、THINKRがどのように事業を拡大し、新たな価値を創造していくのか、業界全体が注目している。バーチャルエンターテインメントの発展が、従来のエンターテインメント業界にどのような影響を与えるのか、今後の展開が楽しみだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「HIRAC FUND、バーチャルエンターテインメント事業を展開するTHINKRに出資 | マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000104600.html, (参照 24-08-04).

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