eve autonomyが屋外対応無人搬送システムeve autoをEdge Tech＋2024に出展、自動運転レベル4での無人搬送を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

eve autonomyがEdge Tech＋2024に自動運転EVを出展
屋外対応無人搬送システムeve autoを展示
全国40以上の拠点で60台以上の導入実績

eve autonomyの屋外対応無人搬送システムeve auto

eve autonomyは工場や物流施設向けの屋外対応無人搬送システムeve autoを開発し、2024年11月20日からEdge Tech＋2024に出展する予定だ。The Autoware Foundationブースにて、ヤマハ発動機のゴルフカート車両技術と自動運転ソフトウェアAutowareを組み合わせた技術が展示されることになっている。^[1]

eve autoは2022年から提供を開始し、現在では日本全国40以上の拠点で60台以上が導入されており、Autowareの商業展開における先駆的な事例となっている。The Autoware Foundationは自動運転技術の開発と標準化を目指すオープンソースソフトウェアAutowareの開発・普及を推進する国際非営利団体として注目を集めているだろう。

Edge Tech＋2024では、AI・IoTを活用した社会課題・インフラを支えるテクノロジーが出展される予定となっている。The Autoware Foundationブースではeve auto以外にもアイサンテクノロジー、岡谷鋼機、マップフォーが自動運転技術に必要なカメラ技術や自動運転ソフトを展示することになっている。

eve autoの主要スペック

項目	詳細
製品名	eve auto(イブ・オート) FG-01
寸法/重量	全長2,275×全幅1,105×全高1,885(mm)/483kg
最大牽引/積載重量	1,500kg/300kg
駆動方式/バッテリー	DCモーター/リチウムイオンバッテリー（スペア交換可能）
最大走行速度	手動運転時19km/h、自動運転時10km/h
安全機能	レーザーセンサーによる障害物検出と停止、バンパーセンサー、緊急停止スイッチ

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自動運転レベル4について

自動運転レベル4とは、特定の条件下で完全自動運転が可能な段階を指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

システムが全ての運転操作を実施
人間による監視や介入が不要
特定エリア内での完全自律走行が可能

eve autoは工場や物流施設の屋外環境において、自動運転レベル4での無人搬送運用を実現している。雨天や夜間でも24時間稼働が可能で、段差や坂道などの路面環境、雨や日照などの天候条件にも対応できる技術力を持っている。

eve autoの自動運転技術に関する考察

eve autoの自動運転技術は、工場や物流施設の屋外搬送業務における人手不足という社会課題の解決に大きく貢献する可能性を秘めている。特に事前の設備工事が不要な点は、導入のハードルを下げ、多くの企業が自動運転技術を活用できる環境を整備することにつながるだろう。

一方で、天候や路面状況が変化する屋外環境下での安全性確保が今後の課題となる可能性がある。レーザーセンサーやバンパーセンサーなどの安全機能をさらに強化し、より多様な環境下での安定した運用を実現することが求められるだろう。

将来的には、AIやIoT技術との連携をさらに深め、複数台のeve autoを効率的に制御するフリートマネジメントシステムの機能拡充が期待される。自動運転技術の進化に伴い、工場内の搬送効率や安全性が向上し、より多くの企業が恩恵を受けることができるようになるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「『Edge Tech＋ 2024』に屋外対応の無人搬送システム「eve auto」を出展 | 株式会社eve autonomyのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000131054.html, (参照 24-11-16).

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