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イトーキが木質系不燃パーティションFeelsを機能拡充、コミュニケーション空間の創出とオフィスの生産性向上に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

イトーキが木質系不燃パーティションFeelsを機能拡充、コミュニケーション空間の創出とオフィスの生産性向上に貢献

PR TIMES より


記事の要約

  • イトーキがFeelsのラインアップを拡充
  • 2連引分け引き戸や欄間ガラスタイプを追加
  • 内装の木質化に対応した不燃パーティション

イトーキの木質系不燃パーティションFeelsが機能拡充

イトーキは2024年12月9日より、内装の木質化に対応した木質系不燃パーティションFeelsのラインアップを拡充し、新たな製品の販売を開始する予定だ。アルミやスチールと突板の木金混合構造により、内装制限下でも安心して利用できる木質系内装材として、統一された木の無垢枠を彷彿させる高い意匠性や施工性を実現している。[1]

コロナ禍を経てオフィスワーカーの働き方が大きく変化する中、コミュニケーションやコラボレーションという人と人との交わりの場としての機能や役割のニーズが高まっている。木質家具などを取り入れることによる居心地の良さに配慮することで、従業員が出社したくなるオフィス設計と生産性向上を図る企業が増加傾向にある。

実際にイトーキの日本橋本社ITOKI DESIGN HOUSEでは、2023年4月に改装した13Fフロアで働く人の居心地を考え生産性を高める設計を採用した。従業員エンゲージメント調査では、イトーキは誇りを持って働ける会社であるとの肯定回答率が75%に達し、2025年卒のインターンシップ応募率も2024年卒と比べて40%増加している。

Feelsの新機能まとめ

項目 詳細
2連引分け引き戸 最大3,600mmまでの大型開口、ソフトクローズ機能、セミエアタイト仕様
欄間ガラスタイプ 防煙区画対応、電気錠対応可能
幕板ドアタイプ 防煙区画対応、両開き扉対応
横目地パネル 空間に奥行きを感じさせる意匠、中段吸音パネル仕様(0.85 at 500Hz)
Feelsの詳細はこちら

不燃パーティションについて

不燃パーティションとは、火災時の延焼を防ぐために開発された建材のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 高い耐火性能と安全性を確保
  • 建築基準法における内装制限に対応
  • デザイン性と機能性を両立

Feelsの不燃パーティションは、アルミやスチールと突板の木金混合構造を採用することで、従来の金属製パーティションにはない温かみのある空間を実現している。木の無垢枠を彷彿させる意匠性と施工性の高さが評価され、ウッドデザイン賞やグッドデザイン賞、Red Dot Design Awardなど、国内外のアワードで高い評価を獲得している。

Feelsの機能拡充に関する考察

Feelsの機能拡充により、オフィス空間における木質化の選択肢が広がることは、働く人々の心理的な快適性向上に大きく貢献するだろう。特に大型開口を実現した2連引分け引き戸は、フレキシブルな空間活用を可能にし、コミュニケーションの活性化やワークスタイルの多様化に対応できる点が評価できる。

今後の課題として、木質系不燃パーティションの製造コストや施工時の技術的な課題が挙げられる。木金混合構造の特性上、従来の金属製パーティションと比べて製造工程が複雑化し、コストが上昇する可能性が考えられるだろう。解決策として、製造プロセスの効率化や新素材の開発を進めることで、コストと品質のバランスを取ることが重要である。

将来的には、木質系不燃パーティションにIoTセンサーを組み込み、空間の利用状況や環境データを収集・分析する機能の追加が期待される。働き方改革が進む中、オフィス空間の最適化や働く人々のウェルビーイング向上に向けて、テクノロジーと木質化の融合がさらなる可能性を開くだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「イトーキ、天然木で居心地のデザインに応える木質系不燃パーティション「Feels(フィールス)」のラインアップを拡充 | 株式会社イトーキのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000501.000032317.html, (参照 24-11-16).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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