Robloxが保護者コントロール機能とコンテンツ分類表示システムを大幅アップデート、プラットフォームの安全性とユーザビリティが向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

Robloxが新しい保護者コントロール機能を発表
13歳未満のユーザー向け制限と初期設定を導入
コンテンツ分類表示システムを更新し安全性を強化

Robloxの安全システムと保護者コントロール機能の大幅アップデート

Robloxは2024年11月18日、保護者コントロールやコンテンツ分類表示、13歳未満のユーザー向けの新しい初期設定などの大幅なアップデートを含む安全機能の強化を発表した。保護者は紐づけた認証済みアカウントからお子様のロブロックスアカウントを遠隔で管理し、友達リストの閲覧や課金制限の設定、スクリーン時間の管理が可能になっている。^[1]

13歳未満のユーザーに対する新しい通信設定が初期設定で適用され、特定のチャット機能へのアクセスには保護者の同意が必要となった。9歳未満のユーザーは初期設定で極少または軽度のコンテンツと分類表示されたゲームやバーチャル空間にしかアクセスできず、中程度のコンテンツにアクセスするには保護者による同意が必要である。

コンテンツ分類表示システムは、ユーザーが接すると予想されるコンテンツの種類に基づいて、個々のゲームやバーチャル空間にコンテンツが分類表示されるように改善された。これらの機能変更は複数回にわたる社内調査と専門家との協議を経て開発され、全米メディアリテラシー教育協会やファミリー・オンライン・セーフティ・インスティチュートから高い評価を受けている。

Robloxの新しい安全機能まとめ

項目	詳細
保護者コントロール機能	認証済みアカウントからの遠隔管理、友達リスト閲覧、課金制限設定、スクリーン時間管理が可能
13歳未満向け制限	特定チャット機能へのアクセスに保護者同意が必要、プラットフォームチャットの制限
9歳未満向け制限	極少または軽度コンテンツのみアクセス可能、中程度コンテンツには保護者同意が必要
コンテンツ分類表示	極少、軽度、中程度、R指定の4段階でコンテンツを分類
年齢認証要件	17歳以上のR指定コンテンツには政府発行の本人確認書類による年齢認証が必要

コンテンツ分類表示について

コンテンツ分類表示とは、ゲームやバーチャル空間内のコンテンツを暴力性や怖さの程度に基づいて分類するシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

4段階の分類基準で明確なコンテンツ評価を提供
年齢に応じた適切なコンテンツへのアクセス制御
保護者による柔軟な制限設定が可能

Robloxの新しいコンテンツ分類表示では、極少から R指定までの4段階でコンテンツを分類することで、保護者がより詳細な判断を下せるようになった。この分類システムによって、年齢や成長段階に応じた適切なコンテンツへのアクセス制御が可能となり、より安全なオンライン環境の実現に貢献している。

参考サイト

^ PR TIMES. 「ロブロックス、安全システムと保護者コントロール機能の大幅なアップデートを発表 | Roblox Corporationのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000136913.html, (参照 24-11-20).

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