経営

MANAGEMENT

公開：2024-11-22

合同会社カーニバルライフが組織風土診断ツールGROWTHをリリース、中小企業の組織開発支援を本格化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 合同会社カーニバルライフが組織風土診断ツールGROWTHをリリース
• マズローの欲求階層説に基づき組織の持続的な成長を支援
• 3ステップ先までの改善計画を提示し組織開発を支援

中小企業向け組織風土診断ツールGROWTHによる組織開発支援

合同会社カーニバルライフは中小企業に特化した組織風土サーベイGROWTHを2024年11月20日にリリースした。京都大学人と社会の未来研究院の内田由紀子教授の助言を受けて作成したアンケート質問紙を用い、マズローの欲求階層説をベースにした組織開発支援を実現している。^[1]

GROWTHは働く人の5段階の欲求充足度を測定し、安全の欲求から自己実現の欲求まで段階的に満たすことで組織全体の充実度を向上させる仕組みを提供する。このサーベイは従来の大企業向けの継続的な測定を前提としたものとは異なり、一度の測定で改善策まで提示できる独自の特長を持つ。

社員の成長指数として、成長実感度や成長意欲度、他者と組織の成長へのコミット度、組織の成長への期待度という5つの要素を測定している。欲求充足度と成長指数には相関関係があり、欲求充足度を高める取り組みによって組織全体の成長が促進されるという分析結果が得られた。

GROWTHの特徴まとめ

GROWTHの詳細はこちら

マズローの欲求階層説について

マズローの欲求階層説とは、人間の欲求を5段階のピラミッド構造で表現した理論であり、下位の欲求が満たされることで上位の欲求が顕在化するという特徴を持つ。主な要素として以下のような点が挙げられる。

• 安全の欲求から自己実現の欲求まで5段階で構成
• 下位の欲求充足が上位の欲求を活性化
• 組織開発における人材育成の基礎理論として活用

組織風土診断ツールGROWTHではマズローの欲求階層説を組織開発に応用することで、社員一人ひとりの欲求充足度を段階的に高めている。下位の欲求から着実に満たしていくアプローチにより、働く人の自己実現と組織の持続的な成長の両立を実現している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「中小企業向け　組織風土診断ツール『GROWTH』をリリース | 合同会社カーニバルライフのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000153030.html, (参照 24-11-22).

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