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公開：2024-08-07

ハンモックがAssetView Cloud ＋に新プラン「情報漏洩対策」を追加、IT資産管理と情報漏洩対策の一元化を実現

text: XEXEQ編集部

記事の要約

• ハンモックがAssetView Cloud ＋に新プラン追加
• 情報漏洩対策機能を2024年8月から提供開始
• IT資産管理と情報漏洩対策を一元化

AssetView Cloud ＋の新プラン「情報漏洩対策」の詳細

株式会社ハンモックは、統合型IT運用管理「AssetView」ブランドの新プロダクト「AssetView Cloud ＋」に、2024年8月より新プラン「情報漏洩対策」を追加すると発表した。本プランは、対策すべき情報資産やIT資産を可視化し、最小限のリソースで効率的に、内部・外部からの脅威による情報漏洩への対策を実現する機能を提供する。^[1]

新プランの導入背景には、働き方の多様化に伴う業務環境の変化やDX推進による情報システム担当者への要求の高まりがある。同時に、IT人材不足も世界的な課題となっており、専門的な知識・スキルを持つ人材獲得のコストと難易度が年々上昇している状況だ。AssetView Cloud ＋は、これらの課題に対応し、情報システム担当者がIT戦略の立案など、企業利益への貢献業務により集中できるよう設計されている。

「情報漏洩対策」プランは、情報漏洩時に経営リスクが大きい重要情報ファイルに対して効率的な証跡監査を実現する機能や、外部記憶媒体や無線通信利用による情報漏洩の抑止、盗聴リスクの低減を実現する機能を提供する。さらに、社内ネットワーク上のシャドーITの可視化と不正接続の遮断による情報漏洩リスクの低減も実現する。これにより、従来型のデバイス軸ではなく、「ヒト」を軸とした新しい管理アプローチが可能になる。

AssetView Cloud ＋の新プラン「情報漏洩対策」の機能まとめ

シャドーITについて

シャドーITとは、情報システム部門が把握していないIT機器やサービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 部門や個人が独自に導入したIT機器やクラウドサービス
• セキュリティリスクや管理コストの増大につながる可能性がある
• 情報漏洩や不正アクセスのリスクを高める要因となる

シャドーITは、従来の中央集権的なIT管理体制では把握しきれない新たな課題として注目されている。部門ごとの業務効率化やコスト削減を目的として導入されることが多いが、企業全体のセキュリティポリシーや法令遵守の観点からリスクとなる可能性がある。AssetView Cloud ＋の新プラン「情報漏洩対策」は、このようなシャドーITの課題に対応し、可視化と適切な管理を実現する機能を提供している。

AssetView Cloud ＋の新プラン「情報漏洩対策」に関する考察

AssetView Cloud ＋の新プラン「情報漏洩対策」は、現代の複雑化するIT環境に適応した革新的なアプローチを提供している。しかし、今後の課題として、急速に進化するサイバー攻撃手法に対する継続的な対応や、AIやIoTなどの新技術導入に伴う新たなリスクへの対策が求められるだろう。また、プライバシー保護と情報セキュリティのバランスを取ることも重要な課題となる可能性がある。

今後追加してほしい機能としては、AIを活用した異常検知や予測分析機能が挙げられる。これにより、潜在的な脅威をより早期に発見し、予防的な対策を講じることが可能になるだろう。また、クラウドネイティブな環境やコンテナ技術に対応した情報漏洩対策機能の拡充も期待したい。さらに、ユーザーの行動分析に基づいたリスクスコアリング機能の導入も、より精緻な情報漏洩対策に貢献すると考えられる。

AssetView Cloud ＋の今後の展開に期待したい点として、業界標準や法規制への迅速な適応が挙げられる。GDPR（EU一般データ保護規則）やCCPA（カリフォルニア州消費者プライバシー法）などの国際的な規制に対応する機能の強化は、グローバル展開を目指す企業にとって重要な選択基準となるだろう。また、他のセキュリティツールとのシームレスな連携や、より直感的なダッシュボード機能の拡充により、情報システム担当者の負担をさらに軽減することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「統合型IT運用管理 「AssetView」シリーズの新ブランド「AssetView Cloud ＋」に、新プラン「情報漏洩対策」を8月より提供開始 | 株式会社ハンモックのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000324.000052725.html, (参照 24-08-07).

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