GIGABYTEがQD-OLED採用の34インチゲーミングディスプレイを日本で発売、高リフレッシュレートと広色域が特徴
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記事の要約
- GIGABYTEがQD-OLED採用の34インチゲーミングディスプレイを発売
- MO34WQC2とMO34WQCの2モデルを日本市場に投入
- UWQHD解像度と高リフレッシュレートを特徴とする
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GIGABYTEのQD-OLED採用34インチゲーミングディスプレイ新製品
GIGA-BYTE TECHNOLOGY Co. Ltdは2024年8月9日より、34インチのゲーミングディスプレイ「MO34WQC2」および「MO34WQC」の日本での取り扱いを開始するようだ。両モデルともQD-OLEDパネルを採用し、UWQHD(3440×1440)解像度と21:9のアスペクト比を特徴としている。価格は「MO34WQC2」が税込169,800円、「MO34WQC」が税込149,800円に設定された。[1]
「MO34WQC2」は最大240Hzのリフレッシュレートと0.03ms(GTG)の応答時間を実現し、VESA ClearMR 13000認証を取得している。一方、「MO34WQC」は最大175HzのリフレッシュレートでVESA ClearMR 10000認証を取得しており、両モデルともに高速な画面表示が可能だ。
両製品ともDCI-P3色域を99%カバーする10ビットカラーパネルを採用し、VESA DisplayHDR True Black 400認証を取得している。また、AIベースのアルゴリズムを用いた焼き付き防止技術を搭載し、ピクセルクリーンや静的制御、ピクセルシフトなどの機能により、OLEDパネルの弱点である焼き付きのリスクを最小限に抑えている。
GIGABYTEゲーミングディスプレイMO34WQC2/MO34WQCの特徴まとめ
MO34WQC2 | MO34WQC | |
---|---|---|
パネル | 34インチQD-OLED | 34インチQD-OLED |
解像度 | UWQHD (3440×1440) | UWQHD (3440×1440) |
最大リフレッシュレート | 240Hz | 175Hz |
応答速度 | 0.03ms (GTG) | 0.03ms (GTG) |
VESA ClearMR認証 | 13000 | 10000 |
価格(税込) | 169,800円 | 149,800円 |
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QD-OLEDについて
QD-OLEDとは、Quantum Dot OLEDの略称で、有機ELディスプレイ技術とQuantum Dot技術を組み合わせたものを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 高コントラスト比と深い黒表現を実現
- 広い色域と高い色再現性を提供
- 高速応答性により動画やゲームの滑らかな表示が可能
QD-OLED技術は、従来のOLEDパネルの特徴である自発光による高コントラストと深い黒表現を維持しつつ、Quantum Dot層を追加することで色純度と輝度を向上させている。これにより、より鮮やかで自然な色表現が可能になり、特にHDRコンテンツの再生時に力を発揮する。また、有機EL素子の特性を活かした高速応答性により、動きの速いゲームやアクション映画などでも残像感の少ないクリアな映像を楽しむことができる。
GIGABYTEのQD-OLED採用ゲーミングディスプレイに関する考察
GIGABYTEのQD-OLED採用ゲーミングディスプレイは、高品質な映像体験を提供する一方で、長期使用における画面焼け問題が懸念される。AIベースの焼き付き防止技術を搭載しているものの、静止画を長時間表示するユースケースでは依然としてリスクが残る可能性がある。また、高価格帯であるため、一般消費者への普及には時間がかかる可能性が高い。
今後、QD-OLED技術のさらなる進化により、より高いリフレッシュレートや解像度の向上が期待される。同時に、価格の低下や消費電力の改善なども重要な課題となるだろう。また、ゲーミング以外の用途、例えばクリエイティブワークや専門的な映像制作分野向けの機能拡充も、市場拡大の鍵を握る可能性がある。
GIGABYTEには、ゲーミングディスプレイ市場でのさらなる競争力強化が求められる。QD-OLED技術の採用は差別化要因となり得るが、他社も同様の技術を採用する中で、独自の付加価値創出が重要となる。例えば、ゲーマー向けの独自ソフトウェア開発や、eスポーツ団体とのコラボレーションなど、ハードウェアとソフトウェアの両面からユーザー体験を向上させる取り組みに期待したい。
参考サイト
- ^ GIGABYTE. 「GIGABYTEゲーミングディスプレイ、 「MO34WQC2」「MO34WQC」を日本で販売開始 | ニュース - GIGABYTE Japan 」. https://www.gigabyte.com/jp/Press/News/-375, (参照 24-08-07).
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