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公開：2024-08-14

ポケトークがWebX2024のパートナーに決定、AI通訳技術でWeb3カンファレンスの国際化を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ポケトークがWebX2024のパートナーに決定
• WebX2024は8月28日・29日に東京で開催
• ポケトークはAI通訳機で多言語対応を実現

ポケトーク社がWebX2024のパートナーに決定

一般社団法人WebX実行委員会が主催し、株式会社CoinPostが企画を担当するアジア最大級のグローバルWeb3カンファレンス「WebX」が2024年8月28日と29日の2日間、ザ・プリンスパークタワー東京にて開催されることが発表された。このカンファレンスのパートナーとして、AI通訳機「ポケトーク」を展開するポケトーク株式会社の参画が決定した。^[1]

ポケトーク株式会社は、AI通訳機「ポケトーク」の累計出荷台数が100万台を突破するなど、言語の壁をなくすミッションの下で事業を展開している。同社は専用端末に加え、国際会議向けのAI通訳「ポケトーク カンファレンス」や、10言語の音声を74言語に翻訳するAI同時通訳「ポケトーク ライブ通訳」などのソフトウェア事業も手掛けている。

WebXは、Web2・Web3の有望プロジェクトや企業、起業家、投資家、開発者等を集めたカンファレンスだ。来場者は、Web3分野のトッププロジェクトや創業者らによる講演、ネットワーキング、技術ワークショップ、ピッチイベント、展示会などに参加できる。20,000人以上の来場者、3,000社以上の参加企業、150社以上の出展企業が見込まれている。

WebX2024の概要まとめ

Web3について

Web3とは、ブロックチェーン技術を基盤とした次世代のインターネットを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 分散型のネットワーク構造を持つ
• ユーザーがデータの所有権と制御権を持つ
• トークン経済を活用したインセンティブ設計が可能

日本政府はWeb3の推進に向けた環境整備を進めており、2022年6月には内閣府の骨太方針2022にWeb3推進が盛り込まれた。また、同年11月にはNTTドコモがWeb3分野で6000億円規模の投資を発表するなど、官民ともにWeb3への取り組みを加速させている。WebXはこうした動きを背景に、日本のWeb3産業の発展と国際競争力の向上を目指して開催されるカンファレンスだ。

WebX2024に関する考察

WebX2024の開催は、日本のWeb3産業にとって大きな転機となる可能性がある。ポケトーク社のパートナー参画により、言語の壁を越えた国際的な交流が促進され、グローバルなネットワーキングや知識共有が可能になるだろう。これは日本のWeb3企業や起業家にとって、世界市場へのアクセスを容易にする重要な機会となる。

一方で、Web3技術の急速な発展に伴い、法規制や倫理的問題への対応が課題となる可能性がある。特に、データの所有権や暗号資産の取り扱いなどについて、国際的な基準の策定が必要になるかもしれない。WebX2024では、こうした課題についても議論が行われ、業界全体で解決策を模索することが期待される。

今後、WebXが定期的に開催されることで、日本がアジアのWeb3ハブとしての地位を確立する可能性がある。政府の支援や大手企業の投資が継続されれば、スタートアップの育成や人材の育成・確保にもつながるだろう。WebX2024の成功は、日本のデジタル戦略全体にも良い影響を与え、国際競争力の向上に寄与する可能性がある。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ポケトーク、CoinPostが企画する国際カンファレンス「WebX2024」のパートナーに決定 | 株式会社CoinPostのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000168.000033850.html, (参照 24-08-14).

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