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公開：2024-08-14

IVRyが新オフィスで本格稼働、ボルダリングウォールを設置し楽しい職場環境を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• IVRyが新オフィスで本格稼働を開始
• ボルダリングウォールを設置し、楽しい職場環境を実現
• 事業成長に合わせた組織強化を推進

IVRyの新オフィス移転と事業拡大

株式会社IVRyは対話型音声AI SaaS「IVRy」を提供する企業で、2024年8月13日に新オフィスの本格稼働を開始した。新オフィスは東京都港区の住友不動産東京三田ガーデンタワーに位置し、前オフィスの約2.3倍となる952m2の規模を誇る。フランス・パリで開催されているスポーツの祭典でも注目を集めているボルダリングの壁を設置し、社員の楽しみながら働ける環境づくりに注力している。^[1]

IVRyは月額2,980円から利用可能な対話型音声AI SaaSで、電話応答の分岐設定やAI自動応答、SMS返信、電話転送、アプリ転送、顧客管理など、フロントオフィス業務を幅広くサポートする機能を提供している。現在、47都道府県、80業種以上で累計15,000以上のアカウントを発行し、2024年5月には着電数2,000万件を突破するなど、T2D3を上回るペースで成長を続けている。

新オフィスのコンセプトは「遊びたくなるオフィス」で、事業成長に伴う壁や挑戦を社員全員で楽しみながら乗り越えることを目指している。オフィスはワンフロアの開放的な設計で、チームを問わずコミュニケーションが取りやすい環境となっている。また、コミュニティスペースを拡大し、社員間の交流を促進する様々な制度も整えている。

IVRyの新オフィス機能まとめ

対話型音声AI SaaSについて

対話型音声AI SaaSとは、人工知能を活用した音声対話システムをクラウドサービスとして提供するソリューションのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 自然言語処理技術を用いた高度な音声認識と応答生成
• クラウドベースで導入が容易かつスケーラブル
• 多様な業務プロセスに適応可能な柔軟性

IVRyの対話型音声AI SaaSは、月額2,980円という低価格から利用可能で、電話応答の分岐設定やAI自動応答、SMS返信、電話転送など多彩な機能を提供している。47都道府県、80業種以上で利用されており、フロントオフィス業務のデジタル化と効率化に大きく貢献している。着電数2,000万件を突破するなど、急速な成長を遂げているサービスである。

IVRyの新オフィス戦略に関する考察

IVRyの新オフィス戦略は、急成長するビジネスに対応しつつ、従業員の満足度と生産性を高めるという点で注目に値する。特にボルダリングウォールの設置は、単なる福利厚生にとどまらず、チャレンジ精神や問題解決能力の向上にもつながる可能性がある。ただし、このような特徴的な設備が全ての従業員に等しく受け入れられるかは不透明であり、多様な嗜好や能力に配慮した施策も必要になるだろう。

今後の課題としては、リモートワークとオフィスワークのバランス調整が挙げられる。魅力的なオフィス環境を整備する一方で、柔軟な働き方を求める従業員のニーズにも応える必要がある。ハイブリッドワークモデルの確立や、リモートワーカーも含めたチームビルディング手法の開発が求められるかもしれない。さらに、急速な成長に伴う組織文化の維持も重要な課題となるだろう。

IVRyの今後の展開としては、AIコールセンター市場でのさらなるシェア拡大が期待される。対話型音声AI技術の進化に伴い、より高度な顧客対応や業務効率化が可能になるだろう。また、多言語対応や感情分析機能の強化など、AIの特性を活かした新機能の開発も期待したい。IVRyが掲げる「Work is Fun」というビジョンを、製品開発や顧客サービスにも反映させることで、独自の市場ポジションを確立できる可能性がある。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「対話型音声AI SaaSのIVRy（アイブリー）、”ボルダリングウォール”のある新オフィス本格稼働開始 | 株式会社IVRyのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000056805.html, (参照 24-08-14).

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