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公開：2024-08-26

東光高岳がEV充電サービス『aima CHARGE』をタイムズステーション川崎で開始、9月はアプリ不要でお試し利用可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 東光高岳がEV充電サービス『aima CHARGE』を開始
• タイムズステーション川崎で2024年9月1日から実証試験
• 9月1日～30日はアプリ不要でお試し利用可能

東光高岳のEV充電サービス『aima CHARGE』がタイムズステーション川崎で実証試験開始

株式会社東光高岳は、パーク２４株式会社およびタイムズ２４株式会社と協業し、ＥＶ充電サービス『aima CHARGE』（あいまチャージ）の実証試験（PoC）を「タイムズステーション川崎」において2024年9月1日より開始すると発表した。このサービスは、出かけた先で用事の合間にＥＶ充電ができるという利便性を提供している。^[1]

実証試験の概要によると、充電サービスの利用料金は44円/kWh（税込）に設定されており、充電器はSERAシリーズの15kW急速充電器（CHAdeMO規格）が使用される。タイムズステーション川崎の7階に設置され、2024年9月1日午前10時からサービスが開始される予定だ。

注目すべき点として、2024年9月1日から9月30日までの1ヶ月間は、お試し期間として専用アプリ「aima CHARGE アプリ」なしでもサービスを利用できるようになっている。これにより、多くのユーザーが新サービスを手軽に体験できる機会が提供されることになる。

aima CHARGEサービスの概要

aima CHARGEの詳細はこちら

CHAdeMO規格について

CHAdeMO規格とは、電気自動車用の急速充電方式の一つであり、主に日本の自動車メーカーによって開発・推進されている国際規格である。この規格の主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 高速充電が可能（最大150kWの充電能力）
• 双方向充電に対応（V2H、V2Gなどの技術に活用可能）
• 安全性が高く、充電中の自動車と充電器間で常時通信を行う

aima CHARGEサービスで使用されるSERAシリーズ15kW急速充電器はこのCHAdeMO規格に準拠している。CHAdeMO規格の採用により、多くの日本車や一部の海外車種との互換性が確保され、幅広いユーザーに対応可能な充電サービスの提供が実現されている。

aima CHARGEの実証試験に関する考察

aima CHARGEの実証試験開始は、都市部におけるEV充電インフラの拡充という点で重要な意味を持つ。特に、タイムズステーション川崎という利便性の高い場所での実施は、日常生活の中でEV充電を行う新しいスタイルを提案している。ただし、15kWという充電出力は、より高出力の充電器と比べると充電時間が長くなる可能性があるため、ユーザーの利用パターンや満足度を慎重に観察する必要があるだろう。

今後の課題として、充電スポットの拡大と充電器の出力向上が挙げられる。都市部の様々な場所に同様のサービスを展開することで、EVユーザーの利便性が大きく向上する可能性がある。また、充電速度の向上は、ユーザーの待ち時間削減につながり、サービスの魅力を高める重要な要素となるだろう。

長期的には、aima CHARGEのようなサービスがEV普及の鍵を握る可能性がある。充電インフラの充実は、EVの購入を検討する消費者の不安を軽減し、EV市場の拡大につながる。東光高岳には、この実証試験の結果を詳細に分析し、より使いやすく効率的な充電サービスの開発につなげていくことが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ＥＶ充電サービス『aima CHARGE』（あいまチャージ）の実証試験（PoC）「タイムズステーション川崎」で開始 | 株式会社東光高岳のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000102693.html, (参照 24-08-26).

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