プログラミング

PROGRAMMING

公開：2024-08-26

兵庫県とRe-Generationが環境リーダー育成プログラムHYOGO GREEN NEXTを開始、SDGs＋beyond社会に向けた人材育成が本格化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 兵庫県と連携し環境リーダー育成プログラムを開催
• SDGs＋beyond社会に向けた次世代型プログラム
• 里山・里海でのフィールドワークやSNS発信を学習

HYOGO GREEN NEXTプログラムの概要と目的

一般社団法人Re-Generationは兵庫県と連携し、大学生などを対象とした環境リーダー育成プログラム「HYOGO GREEN NEXT」を2024年9月29日より実施する。このプログラムはSDGsの達成目標である2030年以降の「SDGs＋beyond社会」に向けて、人・自然・地域の関係性を再考し次世代へ繋ぐことを目的としている。^[1]

HYOGO GREEN NEXTは、未来を担う次世代が里山・里海の魅力について理解を深め、人の生活と自然が両立する地域社会や循環経済をデザインする能力を養成する。さらにデジタルネイティブならではの発信方法を学ぶことで、環境問題に対する理解と行動力を兼ね備えたリーダーの育成を目指している。

プログラムの特徴として、兵庫県内の里山・里海でのフィールドワークや、地域資源活用・SNS発信のプロからのレクチャーが含まれている。これにより参加者は実践的な経験を積むとともに、環境問題への理解を深め、効果的な情報発信スキルを身につけることができる。

HYOGO GREEN NEXTプログラムの概要

HYOGO GREEN NEXTの申し込みはこちら

SDGs＋beyond社会について

SDGs＋beyond社会とは、国連が定めた持続可能な開発目標（SDGs）の達成期限である2030年以降の社会を指す概念だ。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• SDGsの理念を継承しつつ、さらに発展させた持続可能な社会像
• 環境・経済・社会の調和がより一層進んだ状態
• 次世代の視点を取り入れた新たな価値観や社会システムの構築

HYOGO GREEN NEXTプログラムでは、このSDGs＋beyond社会に向けて、特に里山・里海の取り組みに注目している。兵庫県の里山・里海は古くから生産・流通をはじめ、文化と交流を支えてきた重要な領域であり、SDGsの達成や持続可能な社会の実現に多くのヒントがあると考えられている。

HYOGO GREEN NEXTプログラムに関する考察

HYOGO GREEN NEXTプログラムの最大の強みは、理論と実践を組み合わせた学習アプローチにある。座学だけでなく実際の里山・里海でのフィールドワークを通じて、参加者は環境問題を肌で感じ、具体的な解決策を考える機会を得られる。また、SNS発信のスキルを学ぶことで、若い世代ならではの視点で環境問題を広く社会に訴えかける力も身につけられるだろう。

一方で、20名程度という限られた参加者数が課題となる可能性がある。環境問題は社会全体で取り組むべき課題であり、より多くの若者がこうしたプログラムに参加できるようにすることが重要だ。将来的には、オンラインでの参加オプションの追加や、複数回の開催など、プログラムの拡大を検討する必要があるだろう。

今後、HYOGO GREEN NEXTプログラムがモデルケースとなり、全国各地で同様の取り組みが広がることが期待される。特に、地域の特性を活かしたカリキュラムの開発や、参加者同士のネットワーク構築支援など、プログラムの更なる充実が求められる。環境リーダーの育成を通じて、SDGs＋beyond社会の実現に向けた具体的な行動が加速することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「兵庫県と連携し、若者向け環境リーダー育成プログラム「HYOGO GREEN NEXT」を9/29より開催。2030年以降の「SDGs＋beyond」社会における地域社会や循環経済、発信について考える。 | 一般社団法人Re-Generationのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000133687.html, (参照 24-08-26).

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